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ギリシャ債務の大幅軽減不可欠、なお持続不可能=IMF覚書草案

[アテネ 12日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は、ギリシャの債務が極めて持続不可能な水準に高止まりしており、欧州のパートナーが大規模な債務軽減策を実施することが不可欠と判断している。IMFの覚書草案をロイターが入手した。

草案では、ギリシャに対する寛容かつ譲許的な資金支援や一段の改革計画にもかかわず、「(ギリシャ)債務のダイナミクスは引き続き極めて持続不可能な水準にとどまると予想される」と指摘。「債務の持続可能性を回復するには、改革努力に加え、欧州のパートナーがギリシャ債務の一段の軽減に向け断固たる行動を取ることが不可欠」とした。

国際債権団の間ではギリシャの財政見通しに関して意見の隔たりがあり、これが一因となって改革状況をめぐる審査が長引いている経緯がある。

欧州連合(EU)側は、ギリシャの財政赤字が2018年に国内総生産(GDP)比3%相当になるとしているが、IMFは4.5%を見込む。

プライマリーバランス(基礎的財政収支)についても、EU側は2018年までにGDP比3.5%の黒字が達成できると予想しているが、IMFの覚書草案では、今年がGDP比0.5%の赤字、2017年が0.25%の黒字、2018年も1.5%の黒字にとどまるとしている。

IMFは長期の成長率についても平均1.25%とし、前回から引き下げた。

IMFは今回新たに定めた目標について、ギリシャの改革疲れに加え、高水準の失業率による社会的圧力を反映したと説明しており、「野心的だが現実的」としている。

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