違法賭博 2選手への助成金 返還請求を検討へ返還の理由は「totoくじ助成の目的外利用」と説明されていますが、一方、日本スポーツ振興センターといえば、未だ記憶に新しい国立競技場問題を引き起こした主犯格。これは以前、国立競技場問題が発生した時に散々く書いた事でありますが、この団体こそがtotoくじの目的外利用を画策し、不祥事を起こしまくった挙句にウン百億円単位で公金を損失させた当の本人であって、私としては「オマエラこそ、早く金返せ」の一言しかございません。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160412/k10010476131000.html
違法カジノ店で賭博をしていたバドミントンの桃田賢斗選手と田児賢一選手について、JSC=日本スポーツ振興センターは、2人に交付した助成金について返還の請求を検討することになりました。
JSCによりますと、違法カジノ店で賭博をしていた桃田選手と田児選手に対して、スポーツ振興くじを財源とする助成金が、桃田選手には平成25年度から昨年度までの3年間で合わせて180万円、田児選手には平成22年度から26年度までの5年間で720万円、交付されたということです。この助成金は「選手が競技活動に専念して競技水準の向上を図る」などの目的で選手個人に交付されるもので、くじを運営するJSCは、2人が助成金を受けながら違法カジノ店で賭博をしていたことから、助成金の返還請求を検討する
以下、昨年、国立競技場問題が発生した時に書いた一連の記事をご紹介しておきます。
その1:「誰かさん」の面子の為に使われるtoto収益
その2:「国立競技場」なる複合観光施設開発の失敗について
その3:国立競技場問題:可動屋根は「採算が合う」は本当か?
その4:国立競技場問題: totoくじ収益の「目的外」利用
その5:新国立:必要なのは「デザイン」ではなく「機能」の見直し
その6:新国立問題:森喜朗氏のヒールっぷりには感動すら覚える
その7:国立競技場問題の原因究明:賭博研究者の視点
その8:毎年55億円の流用で「焼け太る」国立競技場計画
その9:国立問題、さらに「おかわり」を要求する文教族