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タカタがスポンサー選定へ、8月にもメーカーなどに提示=関係筋

[東京 12日 ロイター] - エアバッグの大規模リコール(回収・無償修理)で経営悪化が懸念されるタカタ<7312.T>が、同社を支援するスポンサー企業の選定作業に入ったことが12日、明らかになった。

同社の再建計画を策定している弁護士らによる外部専門家委員会は、タカタと自動車メーカーとの間のリコール費用の負担割合によっては、タカタの財務基盤が大きくき損する可能性が高く、スポンサーの支援を得て再建を進める必要があると判断した。

複数の関係筋によると、外部専門家委はスポンサー候補について、自動車産業にかかわる事業会社を中心にそれ以外の業態も含めて、単独で引き受ける企業が出てくることを想定しているという。

主要取引先のホンダなど自動車メーカーは候補に含まれるものの、支援には慎重な姿勢を崩していない。

外部委は、3月に実施した自動車メーカーとの会合で、8月中にスポンサー候補を提示し、9月には再建計画の合意を得たいなどと伝えた。

リコール対象は世界で5000万台以上、リコール費用は少なくとも4000億円超に上るとみられるが、タカタは現在、リコール費用の分担のあり方を自動車メーカーと協議している。

昨年12月末時点のタカタの自己資本は1400億円程度。外部委は負担割合によっては、財務基盤が大きくき損しかねないと判断した。

このためスポンサー引き受け先を対象にした第三者割当増資を実施し、財務基盤を強化。同時に大規模リコールを招いた経営陣の刷新を図り、抜本的に経営体制を見直す。

タカタの広報担当は、外部委によるスポンサー選定作業に入っていることについてコメントを控えた。

リコール台数が最も多いホンダ<7267.T>は現時点でも「経営支援は考えていない」(広報)との方針で、トヨタ自動車<7203.T>も「支援に対して何も決まったことない」(広報)としている。

タカタ製エアバッグは異常破裂が起き、これまでに11人が死亡、100人以上が負傷している。

ただ、異常破裂の根本的な原因が特定されておらず、タカタなどが第三者機関に依頼して原因究明調査を進めており、現時点ではリコール費用の大部分を自動車メーカー各社が肩代りしている。

(白木真紀 布施太郎 編集:田巻一彦)

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