記事

アラブの春に対するアルジェリアの留保

確かアルジェリアは未だにリビアの国民評議会を正当な政府として承認していなかったと思いますが、リビア革命を通じてその曖昧な態度がアラブ諸国、特にマグレブ諸国の中では際立っていました。

アルジェリアと言う国もなかなかその本心を現さない国ですが、8日付のal jazeerah net の記事は、アラブの春、特にリビアに関するアルジェリアの本心を垣間見せるような気がします。

記事と言うのは、アルジェリアの支配政党FLN(独立以来政権を独占してきた)の書記長abdel aziz belkhadim が8日発言した(どういう機会か不明だが写真を見ると記者会見に見える)ということですが、彼はこの中でアラブの春を批判し、特にリビアに関しては一国の政体は国際社会の問題ではないとしてNATOの介入を非難したとのことです。

リビアに関しては、外国の介入がなければ政権交代はなかったであろうとNATOを非難したとのことです。

また、チュニジア、エジプト等についても革命後引き続き政治危機を経験してしていると皮肉り、イエメン、シリアでも暴力が継続しているとして、国家機能が停止していると皮肉ったよし。

また彼は(1916年マシュラク地方・・それまでのオットマン帝国の領土・・を英仏間で分割することを定めた秘密協定の)サイクス・ピコ協定を引き合いに出して、現在西側諸国の間で新サイクス・ピコ協定が進められていると警告した由。

記事は以上ですがabdel aziz belkhadim の地位に鑑みても、この発言が公式的アルジェリア政府の見解であることは間違いないと思います。

これを見ると矢張りアルジェリアの立場はアラブ諸国の中で可なり独特と言うか孤立しTものと言うことができるでしょう。

それにしてもサイクスピコとは、なんとまあ黴臭いものを持ち出したものでしょうか!

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/A8491EED-D162-4AA6-8397-3FA4C6DCC144.htm?GoogleStatID=9

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