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イスラエル過激派のモスク襲撃

確か3日に、イスラエルの対内情報機関シンベトが政府に対して、ユダヤ人過激派の行動に対する警告の報告書を提出したというhaaretz net の記事をご紹介しましたが、正にその前日の2日に上ガリラヤ地方のTuba Zangaria モスクがユダヤ人過激派により放火されました。

現地にはペレス大統領がユダヤ教のチーフ・ラビ及びセファルディのラビ、及びキリスト教徒、ムスリム、ドゥルーズの聖職者とともに訪れ、ショックと怒りを表明したとのことで、特にチーフ・ラビは、歴史的に長いこと宗教的迫害を経験してきたユダヤ人として、このような冒涜行為は許せないと語ったとのことです。

また、内務大臣も現地を訪れ、このような蛮行に対しては峻拒たる姿勢で臨むとして、また警察もモスクやイスラム教の施設に対するパトロールを強化するとともに、犯人の検挙に全力を挙げるとしているとのことです。

本事件はイスラエルの報道でもアラブの報道でも大きく取り上げられていますが、物の本質は、イスラエルがパレスチナを占領して、パレスチナ人の抵抗が続いている中で、もともとパレスチナ全土はユダヤ人のものだと主張する過激派、右派の勢力が延びて、イスラエル当局もパレスチナ人の摘発にかまけて、と言うよりは、対パレスチナ戦争の同士として、これら右翼勢力の行為を見て見ぬふりをして来たことが、今日の過激派右翼の跳梁跋扈を助長してきたのでしょう。

この辺は、流石情報機関だけあって、シンベトの言う通りだと思います。

問題はこれら過激派の動きが、中東和平を阻害するだけではなく、市民社会、民主主義国家としてのイスラエを破壊し、国連で良く非難される南アフリカのアパルトハイト国家としてしまう危険性が強いことで、中東全体のみならず、イスラエルそのものにとっても最大の内部の敵と言えるかもしれません。

このままでいけば、我々が知っていたイスラエルと言う国が無くなってしまうことは、良識派大統領のペレス辺りが心配する通りです。

尤もネタニアフがいくらこれらの行為を非難しても、彼の中東和平のサボタージュが、これら過激派の伸長を助長している点は無視できないと思います。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4130148,00.html

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