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ドル108円後半、週末控えドル売りが小休止

[東京 8日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の108円後半。前日、東京市場の高値から海外市場の安値まで2円以上の幅で下落したドルはこの日、値ごろ感からの買いや、日経平均の反発に支えられ、緩やかに反発した。ただ、力強さには欠け、上値では戻り売りに押された。

モメンタム系やモデル系のファンドが主導した今回のドル売りは、108円を下回る水準で小休止となった。

週末を控えた利益確定や持ち高調整、値ごろ感からの買い戻しに支えられ、ドルは朝方の安値108.09円から一時108.99円まで上昇した。

朝方には、麻生太郎財務相の発言を契機とし、ショートカバー気味に上昇した。安く寄り付いた日経平均株価が午後には一時、前営業日比で200円を超える上げ幅となったことも、ドル買い戻しを支援した。

ただ、市場には、依然、根強いドルの戻り売りニーズがあり、ドルの上昇は勢いづかなかった。

麻生財務相は8日、為替市場の動向に関し「一方向に偏った動きが見られるのは確かだ」とした上で、「緊張感を持って見守っているところだが、場合によっては必要な措置を取る」と語った。為替介入については「答えない」とした。

財務省がけさ発表したデータによると、3月の対外中長期債投資は5兆2098億円の買い越しとなり、国際収支統計ベースでは、2011年9月に記録した5兆7785億円の買い越し以来、4年半ぶりの規模となった。

市場では、日銀のマイナス金利導入により、ヘッジコストを勘案しても収益を確保できる欧州債などへの投資が膨らんだものとみられている。

ユーロは1.13ドル後半での小幅な値動きとなった。

ユーロ圏のクロスボーダーの決済システム「ターゲット2」でイタリアの債務が3月に2633億ユーロと3年半ぶりの水準に跳ね上がっていることが、7日公表のデータで判明し、市場で話題を呼んだ。債務増加は金融ストレスを示唆している可能性があり、動向が注目されている。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 108.70/72 1.1367/71 123.57/61

午前9時現在 108.46/48 1.1365/69 123.27/31

NY午後5時 108.17/24 1.1376/82 123.10/14

(為替マーケットチーム)

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