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デジタルツールだけでチームの生産性が上がると思い込んでいませんか?

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(4)「誰でも手を挙げられる場」があるか

画像を見る最近サイボウズ式のインターンチームで課題がありまして……。



画像を見る何ですか?



画像を見るチームの人数が6,7人になって増えた分、ほかの人に甘える・頼り過ぎるようになっている感じがして……。どう解消していけばいいんでしょうか。

画像を見る「いつまでに誰が何を」を決めることですよね。フラットなチームは、全員が「これ自分がやります!」と気づかいができればいいのですが。何も言わずに、物事が勝手に進んでいくことはめったにありません。

画像を見るですよね。



画像を見るめったにと言ったのは、そういう阿吽の呼吸の最高のチーム状態も経験済みですが、そうでない時の動かし方を考えないといけないなと、考えるようになったからです。

そうでないチームでは、メンバー間で共通の価値感覚は、なかなか持てないケースが多いです。なので、誰でも手を挙げられる場所をつくるのが重要になります。たとえ短い時間でもいいので、立場や年齢に関係なく、手を挙げることができる場をつくることです。

画像を見るそんな場は、どうすれば作れるのでしょうか。



画像を見るボトムアップでやろうと思っても難しいですね。マネージャーやリーダーにあたる立場の人が率先して「自分も含め、誰にも何でもフラットに意見できること」をルールに設定するのがよいと思いますよ。

とはいえ、作った後の運用ができなければ意味はないので、いかに現場がルールに沿って動いていけるか、が本当のキモですね。

(5)「相手のために」という心構えがあるか

画像を見るもう1つ相談させてください。いっしょに働く仲間には、「相手のためにやる」というスタンスが大事だと思うんですが、無理なくお互いが「相手のために」とできるようにするには、どうしたらよいのでしょうか。

画像を見る「相手に3つギブして、0.5くらい返ってくればちょうどいい」。それくらいの心構えでいると無理なくできるんじゃないでしょうか。これも当時の社長(コクヨS&T株式会社森川社長)の考えで、ギブアンドテイクではなく、「ギブギブギブテ」という人事評価基準にもなっている言葉なんです。

社会人になると、他人への行動がすべて自分に返ってくるということが分かるようになります。騙されたと思って、最後はすべて自分のためになると考えて、相手のことばかりやってみるのもいいと思いますよ。

画像を見る

画像を見るポイントの1つ1つはとてもシンプルですが、きちんと実行できているチームは少なそうです。この5箇条を実践したことで、チームはどのように変わりましたか?

画像を見るそれまでに比べて、スピードは明らかに早くなりましたね。特にオンラインとオフラインのツールが混在することで、みんな結果として合理的になっていくんですよ。

私自身があまり席にいないので、チャットやTV電話でいろんな集まりに割り込んでいったり、逆にちゃんと感情を伝えるために個々の電話でのフォローを入れる気づかいが自然と生まれていったり。

画像を見るなるほど。



画像を見る対面のコミュニケーションだけにこだわりすぎると、情報の共有度が不足する人が生まれてしまうし、ツールにこだわるとモチベーションが下がってしまいます。

そんな感情の動きを大切にすることで、生産性が上がる。これが5箇条の本質なのかなと思いますよ。特に外回りと社内のような環境、営業と開発のような役割の違いは、気づかないうちにすれ違いを生みがちですから。

外回りの人が中と情報共有できずに孤立してしまったり、コミュニケ―ションがうまくとれなかったことで、メンバーが思うように活躍できない時期もあったので、余計に感情の大切さに気付きました。

画像を見る実感のこもったお話ですね…。仕組みやツール、精神論だけでもない、「つながり」を生んで、感情を動かしていけるチームづくりのヒントになりそうです。

文:岡山史興/写真:尾木司

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