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ないないづくしのTPP関連法案「厳しい視点で審議に臨む」会見で枝野幹事長

枝野幸男幹事長は5日夕、記者会見を国会内で開き、同日の衆院本会議で審議入りしたTPP(環太平洋経済連携協定)関連法案等について発言した。

 枝野幹事長は、TPP関連法案等について、「ハイレベルの包括的な経済連携の重要だという認識はわれわれもまったく同じ立場だ」とした上で、特に自身が政権交代直前まで経済産業大臣として交渉参加に向けた交渉を米国の各通商代表などと行っていた立場から、「取るべきものが取れていない。経産大臣当時TPPやそれに関連する交渉で『ここは最後まで譲ってはいけないカードだよね』ということで事務方とも一致していた自動車を入り口で譲ってしまっているところから始まっているので、取れるものが取れていない上に、守るべきものが守れていない。しかもその詳細内容について国民の前に全く明らかにされていない。交渉過程についても明らかにしようとしないという、ないないづくしだ」と指摘。国対からはこれまで求めていたTPP政府対策本部の鶴岡公二首席交渉官の国会招致の段取りができ、審議には入れそうだという報告を受けているとして、「しっかりと交渉の経緯、何が取れて何が取れなかったのか、何が守れて何が守れていないのか、厳しい視点で委員会審議に臨んでいきたい」と力を込めた。

 同日午後に開かれた常任幹事会での各部局からの報告、承認事項についても報告。組織委員長から提案のあった組織規則案とこれに基づく党員・サポーターの募集を了承したことを受け、民進党として党員・サポーターの募集をスタート、党本部に対する登録の報告の締め切りを6月6日、30万人の登録を目標とするとした。

 党員・サポーターの募集に当たっては、「民主党時代に行っていた女性のための政治スクールや民主党ハイスクール、民主党大学などの積み重ねは一定程度生きるのではないかと思っている。18歳選挙権スタートということで一般的に政治への関心が低いと言われている若い世代の皆さんの中で、政治への関心が高まっている側面は間違いなくあるとは思うので、できるだけそうした皆さんにもアプローチできるように努力をしたい」と述べた。

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