記事
- 2016年04月03日 11:08
イエメン情勢(シリアとの対比、タエズ情勢等)
イエメンの情勢は10日の停戦、18日の国連の会議を前に、戦闘が一段と激しくなっている模様です(一部のアラビア語メディアは、hothy連合が交渉での立場を強化しようとして、各地で攻勢をかけていると報じていますが、報道から見る限り南部の方で、政府軍はかなり重要拠点を失ったように見えます。但し、それぞれの力点の置き方が異なっており、全体的にどうなっているのか、非常にわかりにくいですね)
記事の要点を取りまとめたところは下記の通りですが、イエメンとシリアの状況は、ある意味で極めて酷似していますね。
双方とも、一応の正統政府(という意味ではイエメンの方が国連とアラブ連盟から承認されているが、シリアは国連は政府が席を占めるが、アラブ連盟では凍結されていて、正統性は弱い)が、強力な外国の支援(サウディ等湾岸諸国対イランヒズボッラーとロシア)を受けているが、反政府軍を掃討する力はなさそうで、その間に、ISとかアルカイダの勢力が拡大している。
おまけに双方とも国連が平和解決のために大きな努力をしてきているが、これまで成果が上がっていない。
更には双方とも、重要都市が包囲され(シリアでは政府軍に、イエメンではhothy連合に)、更に難民、避難民が激増し、人道上の悲劇が生じているところも似ています。
おまけに、近々国連主催の会議が再開されるところまで似ています。
もし似ていないとすれば、イエメンの方では米国、ロシア、イラン等アラブ外の勢力が直接の介入はしていないことでしょうか?(アラブの立場は別にして、そのこと自体に倫理的な意味があるかどうかは別)
またアサド政権は、いろいろと重大な欠陥はあっても4年間何とか持ちこたえてきましたが、hadi政権の方は相変わらずふらふらした存在ですね。彼自身もアデンではなくリヤドにいるのではないでしょうか?
まあ、こんな比較をしてもあまり意味はないかもしれないが、なんとなく気になったので・・・
・もし報道が事実であっれば、最も重要な動きは、hothy連合が、タエズを再包囲したほか、そのwaziiya郡の中心都市を占拠したことでしょう。
これを報じるal qods al arabi net は、この町はhothy連合の拠点であるモカとラハジェ及びアデンの間の海岸線にあり、軍事的には、ラハジェ及びそこにある最大の空軍基地、更にはアデンの安全を脅かすものとしています。
この失陥は数日間の激しい戦闘のあと、タエズ周辺でhothy連合が重要拠点複数を占拠した直後で、抵抗勢力は武器と弾薬の不足に悩み、タエズの司令官がマアレブ等を訪問し、政府と部族に対して支援を要請していた時に生じた由。
また、政府は度重なる支援要請に対して、政治問題に忙しく、軍事問題をなおざりにしていたが、hothy連合では軍事優先で十分な増援をしてきた由。
http://www.alquds.co.uk/?p=510111
・他方、現地住民の話によると、サウディーイエメン国境地帯では、銃砲声が響き、どうやら国境地帯の停戦は破られた模様の由。
これは、現地住民がal arabia の特派員に語ったところで、1日の午後から砲声が響いている由。また、その前にもhothyメンバーの小規模な停戦違反は続いていた由
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/yemen/2016/04/02/أنباء-عن-انهيار-الهدنة-على-الحدود-السعودية-اليمنية.html
・他方al jazeera net は上の2の状況にはまったく触れず、政府軍及び抵抗組織がベイダ県で、hothy連合の攻撃を撃退したと報じています。
但し、政府軍等の追撃は多数の地雷とhothy連合の狙撃兵のために遅々として進んでいない由。
また政府軍等はシャブワでもhothy連合を攻撃した由。
ジャウフでは政府軍の攻勢はサナア攻略に向けて進んでいる由
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2016/4/2/قتلى-من-الحوثيين-بالضالع-والمقاومة-تتقدم-بالجوف
記事の要点を取りまとめたところは下記の通りですが、イエメンとシリアの状況は、ある意味で極めて酷似していますね。
双方とも、一応の正統政府(という意味ではイエメンの方が国連とアラブ連盟から承認されているが、シリアは国連は政府が席を占めるが、アラブ連盟では凍結されていて、正統性は弱い)が、強力な外国の支援(サウディ等湾岸諸国対イランヒズボッラーとロシア)を受けているが、反政府軍を掃討する力はなさそうで、その間に、ISとかアルカイダの勢力が拡大している。
おまけに双方とも国連が平和解決のために大きな努力をしてきているが、これまで成果が上がっていない。
更には双方とも、重要都市が包囲され(シリアでは政府軍に、イエメンではhothy連合に)、更に難民、避難民が激増し、人道上の悲劇が生じているところも似ています。
おまけに、近々国連主催の会議が再開されるところまで似ています。
もし似ていないとすれば、イエメンの方では米国、ロシア、イラン等アラブ外の勢力が直接の介入はしていないことでしょうか?(アラブの立場は別にして、そのこと自体に倫理的な意味があるかどうかは別)
またアサド政権は、いろいろと重大な欠陥はあっても4年間何とか持ちこたえてきましたが、hadi政権の方は相変わらずふらふらした存在ですね。彼自身もアデンではなくリヤドにいるのではないでしょうか?
まあ、こんな比較をしてもあまり意味はないかもしれないが、なんとなく気になったので・・・
・もし報道が事実であっれば、最も重要な動きは、hothy連合が、タエズを再包囲したほか、そのwaziiya郡の中心都市を占拠したことでしょう。
これを報じるal qods al arabi net は、この町はhothy連合の拠点であるモカとラハジェ及びアデンの間の海岸線にあり、軍事的には、ラハジェ及びそこにある最大の空軍基地、更にはアデンの安全を脅かすものとしています。
この失陥は数日間の激しい戦闘のあと、タエズ周辺でhothy連合が重要拠点複数を占拠した直後で、抵抗勢力は武器と弾薬の不足に悩み、タエズの司令官がマアレブ等を訪問し、政府と部族に対して支援を要請していた時に生じた由。
また、政府は度重なる支援要請に対して、政治問題に忙しく、軍事問題をなおざりにしていたが、hothy連合では軍事優先で十分な増援をしてきた由。
http://www.alquds.co.uk/?p=510111
・他方、現地住民の話によると、サウディーイエメン国境地帯では、銃砲声が響き、どうやら国境地帯の停戦は破られた模様の由。
これは、現地住民がal arabia の特派員に語ったところで、1日の午後から砲声が響いている由。また、その前にもhothyメンバーの小規模な停戦違反は続いていた由
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/yemen/2016/04/02/أنباء-عن-انهيار-الهدنة-على-الحدود-السعودية-اليمنية.html
・他方al jazeera net は上の2の状況にはまったく触れず、政府軍及び抵抗組織がベイダ県で、hothy連合の攻撃を撃退したと報じています。
但し、政府軍等の追撃は多数の地雷とhothy連合の狙撃兵のために遅々として進んでいない由。
また政府軍等はシャブワでもhothy連合を攻撃した由。
ジャウフでは政府軍の攻勢はサナア攻略に向けて進んでいる由
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2016/4/2/قتلى-من-الحوثيين-بالضالع-والمقاومة-تتقدم-بالجوف



