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米国株が上昇、米指標に底堅さ

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。朝方発表された米雇用統計や製造業の景気指数が底堅かった。第1・四半期の企業業績への期待が高まる一方で、米利上げ観測が強まるような内容ではなかったことが好感された。

米労働省が発表した3月の雇用統計は非農業部門の就業者数が底堅く伸びた。一方、労働参加率の上昇に伴って、失業率は8年ぶりの低水準である4.9%から5.0%に悪化した。

米供給管理協会(ISM)が発表した3月の製造業景気指数は製造業の回復を示した。

市場は二つの統計を、インフレ懸念が高まるほど内容ではないと受け止めた。

BMOキャピタル・マーケッツのポートフォリオマネジャー、ジョン・アダムス氏は「全体的に非常に底堅い統計だが、FRBの見通しに関して言えば何も変わらないだろう」と述べる。

主要産油国の増産凍結協議に対する懐疑的な見方が広まり、原油価格は4%近く値下がりした。S&Pエネルギー株指数<.SPNY>が1.39%低下した。

第1・四半期の企業決算が今後数週間にわたって発表される。ロイター調査によると、エネルギー企業を中心に、S&P500の構成銘柄の企業利益は前年同期比で7%減ることが見込まれている。

今週は週間ベースで全指数が上昇した。S&Pは約1.8%、ダウは約1.6%、ナスダックは約3.0%のプラスだった。

この日はS&Pの主要10部門のうち8部門が値上がりした。S&Pヘルスケア株指数<.SPXHC>は1.27%の大幅上昇だった。12.4%の急騰となった米製薬大手のリジェネロン・ファーマシューティカルズ<REGN.O>がけん引した。リジェネロンは、皮膚炎の治療薬に関する2つの大型治験で非常に高い効果が出たことが好感された。

騰落銘柄数は、主要指数の上昇にもかかわらず、ニューヨーク証券取引所では下げ1576で上げ1448だった。一方ナスダックは上げ1591で下げ1193だった。

米取引所の合算出来高は約70億株で、直近20営業日の平均である76億株を下回った。

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