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イランの新対戦車ミサイル

イランが各種ミサイルの開発に熱心であることはよく知られていますが、30日付のal jazeerah net と同じくjerusalem post net は、イランが新対戦車ミサイルを開発したと報じていますが、特にイスラエル紙はイスラエルの軍事筋はこのミサイルがハマス及びヒズボッラに供与されるのではないかと危惧していると報じています。

記事はイスラエル戦車及び装甲車が2006年の南部レバノン侵攻の際、大損害を被ったので、その後実際にアクティブ・アーマー(敵の弾頭が命中すると、自ら爆発して、敵の弾頭の破壊力を外方向へそらすことで、戦車の内部を守る装甲)を装着して、大きな成果を上げているが、ガザではイラン製対戦車ミサイルがイスラエル戦車を破壊したことがあるとコメントしています。

イスラエルの誇る兵種が航空爆撃機と戦車で、この2つが抑止力の根幹ですから、イスラエルとしては生産が始まったばかりのミサイルとはいえ、重大な懸念を有しているということだと思います。

双方の記事の要点のみ、

イランは国防大臣出席のもとに、29日新対戦車ミサイルの生産を開始した。
イラン国防相によれば、このミサイルは戦車、装甲車、兵員輸送車等に対するもので、イラン通信によれば射程は1300mで、車両もしくは兵士が携帯できるとのことです。
またその特徴として、軽量で、扱い方が簡単で、しかもきわめて正確だとのことです。

以上al qods al arabi net の伝えるところですが、jerusalem post net の方では、このミサイルは射程1000m以上で、30mmの装甲を貫通する能力があるとしています。
同紙は、イスラエル機甲師団が2006年多くの戦車等を失ったので、メルカバⅣ戦車にはtriple アクティブ装甲を採用して、ガザ国境でRPGに対してその威力を示しているとし、しかしハマス及びヒズボッラはすでにイランから対戦車ミサイルを供与されているが、それはロシア製のkornetミサイルと思われ、このミサイルが2010年イスラエル戦車を貫通したとコメントしています。

そして、同紙は国防省筋が、この新しいミサイルがハマス及びヒズボッラに供与されるのでは無いかと危惧していると語ったとも報じています。

http://www.jpost.com/Defense/Article.aspx?id=235954
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/6D99BD51-B064-40EB-A152-7854BB326750.htm?GoogleStatID=9

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