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シリア情勢(アラブ連盟のイニシアティブ)

リビアに比してシリアの情勢に関しては、国際社会もアラブ世界も極めて慎重であることが指摘されてきましたが、アラブ連盟がついに若干の動きを始めたようです。

28日付のal jazeerah net の記事は、27日夕刻から28早朝まで開かれた、アラブ連盟の外相会議(臨時)は、事務局長のnabil al arabi をアラブ連盟のイニシアティブを持ってダマスカスに派遣することを決めたと報じています。

他方、シリアの代表(外相は欠席し、常駐代表)は。このアラブ連盟のイニシアティブは、シリアに対する内政干渉であるとして拒否したとのことです。

イニシアティブの内容の詳細は不明ですが、シリア問題について、事務局長を議長として、オマーン、チュニジア、エジプト、ヨルダン、カタールの外相からなる委員会の設立とのことです。

また、当初はこの委員会をシリアに派遣する予定であったのが、シリアの反対で事務局長の派遣に変更されたとのことです(アラブ・イニシアティブを拒否したシリアが事務局長を受け入れるか否かは不明だが、文面からはそこまでは拒否されていない模様です)。

また、アラブ連盟はその声明の中で、連盟として多くのアラブ人の血が流されているシリアの情勢に重大な憂慮を表明して、シリアにおける流血を至急停止し、シリア人が安全で誇りある生活を送れるようにする必要があることを強調したとのことです。

記事の要点は以上で、設立されるアラブ委員会の権限、職務が不明確で何ともコメントしにくいが、アラブ連盟外相会議のイニシアティブを拒否するということは、シリアから見れば相当シリアに批判的な内容であったと想像されます。

また事務局長の派遣の時期が何時になるか、未定とのことで、そもそもシリアが彼を受け入れるか否かさえ不明です。

しかし、現地からの報道では、シリアでは当局による弾圧と殺害がその後も続いている模様で、アラブ連盟の今後の対応が注目されます。

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/C656FCB2-0127-4732-8825-619B3BA72A45.htm?GoogleStatID=1

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