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シナイ半島の情勢(エジプトの大使召還)

シナイ半島でイスラエル軍の(パレスチナ人とされる)テロリストに対する攻撃の過程で、エジプト軍人が殺害された事件については、エジプトがイスラエルに抗議するとともに、その大使を召還する事態となりました。

20日付のal jazeerah net とal qods al arabi net から取りまとめると、取り敢えず次の通りです。どうもこのニュースは情報が混乱しているらしく、確か昨日は殺されたのはテロリストとイスラエル軍との交戦の場所から遠く離れたラファでとお伝えしたかと思いますが、(当方も自分のアラビア語が不十分と思いつつ、文面をチェックしたうえで、記事が報じるとおりに書いた次第です)、やはり場所はアカバ湾に面したタバ(シナイ半島の返還の際、最後までイスラエルが渋った場所)の近くとのことです。

但し、死亡したエジプト人の数等については、未だに差異があり、al jazeerah の方が士官1名および兵士2名としているのに対して、al qods al arabi の方は、警官5名死亡、5名負傷としています。いずれにしても記事の要点のみ次の通りです。

「エジプト・イスラエル国境事件に関して開かれた、緊急閣僚委員会は19日夕刻、イスラエルが早急に調査をお来ない、事件そのものに対する謝罪をするとともに、尚早の誤った声明を発したことについての説明をするまでの間、大使を召還することにしたと厳しい調子の声明を発した。

声明の中で、エジプトは事件は両国間の平和条約に対する違反であると考えており、政治的、法律的責任はイスラエルにあるとしている。また声明は、エジプトは両国間国境地帯での非合法な浸透を防ぎ、イスラエルの攻撃的措置を防ぐために、すべての措置をとるとしている。

また声明は国境地帯の治安維持に関し、エジプトの立場に疑義をはさむような言動を非難し(イスラエル側がシナイ半島内の治安悪化およびエジプト軍の最近の作戦も治安回復には不十分とのコメントをしたことかと思います)、シナイ半島における治安回復作戦は、純粋なエジプトの国内問題で、本件とは無関係であるとしている。

また声明はシナイ半島の開発のための委員会を設置し、総合的な開発計画を策定、実施するとしている(この点はシナイ半島の開発がおざなりにされて経済が停滞しているとの現地住民の不満に応えるものかと思われます)

またシャラフ首相はfacebookでエジプト人の血は貴重で、エジプトとしてこのような事件に対してをこまねいているわけにはいかないと述べた。

http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-08-20-04-55-53.htm

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/2FA4749E-05D2-4E7D-87BF-C4F8F8A0C832.htm?GoogleStatID=1

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