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待機児童対策 〜 野党案は魅力薄い、与党は魅力ゼロ

 各メディアで既報の通り、野党5党は今月24日、待機児童対策のため保育士の給与を月5万円引き上げる法案を国会に共同で提出した。必要な財源は年間2800億円。主要な資料は民主党HPを参照されたい。

 一方、与党は翌25日、待機児童対策の提言を安倍首相に提出。保育士給与を今年度補正予算で措置済みの1.9%分を含めて4%引き上げることを求めた。この1.9%分で給与は月額6000円上がり、更に2%程度上積みし、計1万2000円引き上げることを目指す。詳細は公明党HPを参照されたい。

 政府は与党提言を踏まえ、この4月に保育所に入れない児童を主な対象とした緊急対策を月内にまとめるとともに、中長期的な対策は5月に発表する「ニッポン一億総活躍プラン」に盛り込む。

 これを見ると、少なくとも政治姿勢を如実に現わす予算規模という『数字の視点』では、与党案は野党案に比べて全く話にならない。ただ、野党案も大して魅力はない。

 私もそうだが、多くの人々がこれまで何度も提起してきたことだが、報酬面での保育士待遇改善の軸は、全産業平均との差額10万円をいかに埋めるかである。そういう状況下で、野党案は5万円引上げ、与党案1.2万円引上げ。

 現時点では、野党案の魅力は薄く、与党案のそれはゼロ・・・。

 今後、官邸主導で何らかサプライズを期待するしかない。

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