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イラク情勢

イラク情勢につきとりまとめたところ、断片的ですが、次の通り。
シリアでも有志連合とロシア軍機の空爆支援で、ISが押されているように思われますが、アラビア語メディアの報道を見る限り、イラクでも政府軍側が押し気味に戦闘を進めているようで、ISはますます自爆等のテロに依存しつつある感じがします。
勿論、本当にISの敗色が濃いとまでは言えないとは思いますが、ここでも潮目が変わりつつあるのでしょうか?

・イラク統合軍は、モースルを含めたニノワ県の奪還作戦を順調に進めており、モースルの南の複数村落を解放したほか、makhmour 郡からqiyaraにかけて、ティグリス川に浮橋をかけて渡河作戦を行った。
この作戦では、イラク、有志連合空軍機が近接支援をしたほか、米海兵隊(確か最近makhmour 基地に到着したばかりのはず)が、渡河直前の準備砲撃を行い、そのためISの妨害なしにとかできた
(敵前の渡河作戦というのは一般に非情に危険で難しいと言われていますが、イラク軍も近代軍並みの能力を備えつつあるのでしょうか?)

・また同じニノワ県のrabiaで、米軍が降下作戦をおこない、IS指導者の個人郵便担当の男を逮捕し、ヘリコプターで無事退避した。

・同じくニノワ県のsinjar(たしかyazidi教徒の居住地で、ISが蹂躙した際に多数の女性が捕まり奴隷にされた地域)でyazidi 教徒と現地部族の戦闘員がシリアとの国境地帯を占拠し、モースルとラッカ(イラクとシリアのISの2の本拠地)間の連絡路を切断した。
sinjar 自体は昨年11月、クルドのペシュメルガとyazidi戦闘員が奪還していたが、このISの連絡路の切断は戦略的に重要な成果である。

・米国防総省は、イラクに対して更なる地上兵力の増派が必要と考えており、数週間以内にオバマと協議する予定の由。
増派の目的は、モースル奪還戦に合わせて、イラク軍の更なる訓練及びロジ面での支援にあたるための由
(必要兵力等は不明であるが、上記記事の通り、既に海兵隊が砲撃支援を行っており、米兵は三頭のためではないとの説明も若干空虚に聞こえる)

・25日夜、バグダッド南の村で、サッカーの試合が終わり、表彰式が行われていた時に、爆発があり、群衆30名が死亡し、65名が負傷した。
今のところ犯行声明はないが、これまでこの種のテロはISが行ってきた。
ttp://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/iraq/2016/03/25/العراق-يستعيد-منطقة-على-حدود-سوريا-من-داعش.html
http://www.alquds.co.uk/?p=505814
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2016/3/25/مقتل-وإصابة-العشرات-بتفجير-في-الحصوة-بالعراق
http://www.alquds.co.uk/?p=506070

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