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リビア(参謀総長の暗殺)

リビアの反カッダーフィ軍のabdul al fattah yunes参謀総長(アラビア語紙では司令官という肩書もある)が28日暗殺されましたが、この事件の真相は未だに不明で、29日付のアラビア語紙のネットも「謎に包まれた参謀総長の死」と言う題で報じています。

関連の報道をまとめると、彼はブレガの前線に視察(督戦?)に行っていたが、ベンガジから呼び戻され、ベンガジで護衛2名とともに暗殺されたと言うことのようですが、移行評議会の発表もころころ変わる状況のようで一時は遺体も見つからないとのニュースもあったようです。

そのような状況ですから、そもそも誰の犯行かについても意見が分かれていて、{当然のことながら)移行評議会の方ではカッダーフィのエイジェントの仕業と言う見方をしていますが、別な意見では彼の家族がカッダーフィ側についていると言う説や彼自身がカッダーフィ側と接触していたとの説もあり、評議会内部の過激派の仕業との見方も根強くあるみたいです。

家族云々の点については29日付のal qods al arabi netの記事はyunesの甥がベンガジで、彼の家族は一致して国家移行評議会を支持していると声明したと報じており、そのような噂があったことを裏付けています。

この事件の背後もそのうちに明らかになるかも知れませんが、仮にカッダーフィ側の犯行とすれば、敵のエイジェントに軍の最高幹部を暗殺されるほど評議会の治安維持能力が無いことを示したことになり、内部の犯行であれば、事態はさらに深刻で国家移行評議会の統治能力の無さ、分派活動が表面化したものと言えるだけに、どちらが正しくても、反カダーフィ側にとって事態は深刻だと思います。

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/8EA43CB5-20C0-4D80-9569-944A14CED40E.htm?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-07-29-13-38-57.htm

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