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国連の女性差別撤廃委会期中に――杉田水脈氏ら呆れた言動

国連女性差別撤廃委員会が2月15日から3月4日までスイス・ジュネーヴで開催され、16日には日本政府報告書審査が行なわれた。

日本からは、審査に臨む政府代表団のほか、女性差別撤廃に取り組むNGOや日弁連から80人が傍聴したが、いわゆる「慰安婦」問題やジェンダーへのバッシングを行なう側も参加。前衆議院議員の杉田水脈氏ら女性たちの中に、和装やブルーリボンのバッチを付けた男性たちの姿が目を引いた。昨年末の「慰安婦」問題での日韓合意により、この問題が焦点の一つとなっていたこともあり、政府やNGOを監視するためと思われる。

開会式直前、国連にあるカフェは差別撤廃のNGOとバッシング派がけん制しあう異様な雰囲気が漂っていた。ブルーリボンの男性が、NGOの女性たちを無断で撮影していたため、筆者が「ここは撮影禁止ですよ」と注意したが、その後もなりふり構わず撮影していた。翌日の審査会場でも、傍聴に来たアイヌの民族衣装やチマチョゴリ姿の女性たち、糸数慶子参議院議員らを無断で撮影。その後、NGOの女性たちから撮影を断られたにもかかわらず、杉田氏は撮った写真を許可なくウェブサイトにアップし、「左翼」「小汚いNGO」などと誹謗した。特に、糸数議員の参加について、「昨日来られて発言していない。もしも国会を休む理由に国連での発言とか書いてあったら、上西小百合さんと同じように嘘をついて休んだことになるから追及していきたい」などとウェブサイトで批判した。

これについて糸数事務所は、「女性差別撤廃については外交防衛委員会でたびたび質問してきた重要な課題。今回は女性差別撤廃委員へのNGOブリーフィングで、基地と女性への性暴力について発言するのが目的だ。国会会期中だが、委員会質疑も始まっておらず、国会の正規の手続きを経ており、批判は当たらない」と反論した。

(坂本洋子・ジャーナリスト、3月4日号)

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