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- 2016年03月15日 03:41
露プーチン大統領、シリアから軍隊を撤退表明
ロシアのプーチン大統領はショイグ国防相に対し、シリアからの軍隊撤退開始を指示したと海外メディアが一斉に報じている。
理由としてはシリアにおける任務は遂行されたためとしており、15日から撤退を開始すると命じた。
ロシアは昨年の空爆開始以降、シリア情勢で大きな役割を果たし、市民にも大きな被害を与えていたため、その影響は大きいだろう。
シリアのアサド大統領とも合意していると伝えられており、どういう「約束」がなされたのかはわからないが、アサド政権と反政府軍の和平交渉も前進するかもしれない。だが、ロシアの権益であるシリアのラタキアの空軍基地は維持するとしている。