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5野党分断に躍起/自民党大会 首相、改憲言及せず

 安倍晋三首相は13日、東京都内で開かれた自民党大会で、夏の参院選について「自民党、公明党の連立政権対民主党、共産党の勢力とのたたかいになる」「選挙のために何でもやる。こんな無責任な勢力に負けるわけにいかない」と述べました。戦争法廃止、安倍政権打倒で選挙協力の合意をした日本共産党、民主党、維新の党、生活の党、社民党の5野党共闘に対する敵意をむき出しにしました。

 首相は、憲法改定について言及せず、「共産党の目標は自衛隊の解散、日米安保条約の廃棄だ」と強調。「共産党と手を組んで民主党が平和安全法制(戦争法)を廃止したら、国民を守るために強化された日米同盟の絆は大きく損なわれる」と共産党を攻撃し、5野党分断を狙う姿勢をあらわにしました。そのうえで「まずは北海道衆院5区補選、そして参議院選挙、まなじりを決してたたかいぬこう」と、党内の引き締めを図りました。

 首相は、アベノミクス批判が強まっていることを意識し「ここぞとばかりに失敗したと野党が批判している」と発言。個人消費の低迷が続いていることには沈黙し、都合のいい数字を並べながら、国内総生産(GDP)600兆円を実現すると強弁しました。

 大会は、「憲法改正推進」を柱としTPP(環太平洋連携協定)推進や原発再稼働を明記した運動方針案を採択しました。

 谷垣禎一幹事長は「これまで以上に緊密な(自民、公明両党の)選挙協力のもと、ともに勝利して安定した政権を確立しなくてはならない」と強調しました。来賓あいさつで公明党の山口那津男代表は、「油断は禁物だ。お灸をすえてやれという国民の気持ちを生じさせてはならない」と述べ、政府与党のおごりに対する世論の批判に警戒心をあらわにしました。

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