「保育園落ちた日本死ね」という書き込みを政治利用するのはやめてもらいたい。解決にならない。
私も5歳と4か月の二人の子育てをしている親。
妻がどうしても参加したい用があって子供を保育園に一時的に預けようとしても埋まっていて無理だったり、まさに友人も子育て世代なので保育園不足については強く認識している。
しかし、政権批判のため利用するような形は全く問題解決にならない。
本日の参議院予算委員会で、時間が少なかったので最後に言うだけになってしまったが、アベノミクスによる雇用環境の改善により失業給付金が減少し労働保険特会には積立金が7兆円近くが積み上がっている。
これを取り崩し、保育士の給与引き上げや増員などに使えば、こうした問題も改善されるはず。
こうした建設的な提案をし、問題の解決につなげていかなくてはならない。
そして、一番に考えなくてはならないのは子供のこと。
幼い時は親と一緒にいたいのが子供の願い。
自分の意志で働きに行く母親もいるが、母親が働きに行かざるを得ない理由として夫の稼ぎが少ないというやむにやまれぬ経済的理由もある。
だからこそ経済を良くし所得を上げていくとともに、母親がいったん退職しても、再就職の際に正当な能力評価を受けられる社会を作っていかなくてはならない。
こうした社会になれば、子育てを一定期間しっかり行って子供のそばにもいて、ある程度子供が大きくなってからの再就職もできるようになる。
父親母親の親であるおじいちゃんおばあちゃんと三世代同居できるようにしたり、近住を進めることで母親をサポートする体制を作ることも重要。
昨年我が党はこうした法案を提出したが、反応がなかったのが野党第一党である某党。
この問題の解決には与野党にそもそも対立はないはず。
建設的にどうやっていくのか提案し、解決につなげなければならない。
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- 2016年03月09日 22:43