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「総理は改憲の内容を国民に説明し、議論することから逃げている」小川参院幹事長



小川敏夫参院幹事長は8日、定例記者会見を開き、国会での審議などについて考えを述べた。

 先週の参院予算委員会で安倍総理が自身の任期中の改憲に意欲を示したことについて「そうであれば、政治家としてどういう内容の改憲をするのか具体的に説明して、それについて正面から議論に応じるというのが本来のあるべき姿勢だが、現実には、具体的な議論をまったくしないで、むしろ逃げている」と批判し、安倍総理に対して改憲の内容を国民に説明して議論するよう求めていく考えを示した。

 記者団から、同日、TPPの国会承認議案と関連法案が閣議決定されたことについて受け止めを問われ、「農業分野では相手に与えていながら、得たものが意外に少ない。日本の最大の輸出品目である自動車では、特に競争相手の韓国と比較して非常に不十分な内容だ」との認識を示した上で、「しかし、韓国のFTAが既に運用されている状況などを見ると、何がなんでも全部反対というだけではない対応が必要だ」と述べた。

 予算質疑の中で、子どもが保育園に入園できなかった親が書いたとみられる「保育園落ちた日本死ね」と題するブログが取り上げられ、当初安倍総理は「匿名だから実際に起こっていることなのか確認できない」などとしていたが、7日の答弁では一転して待機児童問題への取り組みに言及するなど、答弁をやや前向きに修正した。これについて記者団から見解を求められた小川参院幹事長は、「ブログの言葉は激しいが核心をついた率直な意見で、保育園に入れなかった人の心情を吐露したものだと思う。それを、匿名を理由に議論を逃げたのは、総理の対応として適切ではなかった」と振り返り、「誰が投稿したかではなく、現実に待機児童が増えていることなど、保育の面での政府の支援が足りないということが問題の本質だ。投稿の形式ではなく、問題の本質について初めから議論していただきたかった。国民の感じていることにしっかり対応していただきたい」と注文を付けた。

 国立競技場の設計段階で聖火台が考慮されていなかった問題については、「『何やっているんだ、たるんでいる』という思いだ」と厳しく断じた上で、「ただ、(オリンピックは)日本という国を世界にお披露目する非常に重要なイベントなのだから、いい形で聖火台が収まるようにしっかり取り組んでいただきたい」と述べた。

 民主党と維新の党が新党の党名を募集したところ、「民主」を含むものが多かったという結果の受け止めについては、「私は具体的な内容は一切聞いていない」とし、自身の考えとしては「民主」を使える範囲内で収まることを希望をすると述べた。

民主党広報委員会

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