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焦点:野村の幹部人事、リテールCEO森田氏がIB担当に

[東京 1日 ロイター] - 野村ホールディングス <8604.T>は1日、新年度の人事を発表した。野村証券の営業部門(リテール)担当のヘッド、森田敏夫氏(54)がインベストメント・バンキング(IB)担当に就任。同時に若返りも図り、将来のグループ経営をリードする首脳陣や人材を育成する。永井浩二グループCEO(57)はこれにより、2020年の経営目標の達成に向けた基盤強化を目指す。

今回の人事では、野村がかねてから目指してきた部門間交流の象徴的なケースとして、リテール畑で野村証券専務の森田氏が、4月1日付で同社副社長に昇格するのに加え、インベストメント・バンキング(IB)担当に就任する点が注目されている。森田氏は、野村証券専務の奥田健太郎氏(52)とともに、IB担当として国内法人顧客との関係強化を図る。

<次世代へ>

森田氏は1985年、同志社大学商学部を卒業後、野村証券に入社。池袋、岡山、福岡の支店長などを歴任し、営業店をベースにキャリアを積んだ。「やると言ったことをやり切る、強力な推進力の持ち主」(社内関係者)で、同社の「リテールの営業改革を引っ張ってきた」(別の関係者)とされる。 複数の社内関係者や野村OBは、リテール畑の森田氏がIB担当になる今回の人事について、野村HDが2020年の収益目標を達成するプロセスのなかで「ポスト永井(グループ)CEOの体制を見据えた布陣」と指摘する。 一方、奥田氏は、IBとグローバル・マーケッツをとりまとめる「ホールセール」の共同部門長を、在ロンドンのスティーブン・アシュレー氏とともに務める。引き続きIBヘッドは奥田氏、グローバル・マーケッツのヘッドはアシュレー氏がそれぞれ担当する。

これまでホールセール部門のヘッドだった尾崎哲氏(58)は、吉川淳氏(61)の退任に伴ってグループ全体のCOO(最高執行責任者)に就任。その後任として奥田氏とアシュレー氏がクロスボーダーでカバーする体制を採った。

今回の人事異動で、平成入社の役員がおよそ半分を占めるようになった。若返りの例としては、グループCOO人事のほか、CFO(財務統括責任者)が柏木茂介氏(56)から北村巧氏(49)に交代する。

(江本恵美 編集:田巻一彦)

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