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バフェット氏、株主への手紙で米経済を楽観 後継者に言及せず

[27日 ロイター] - 投資会社バークシャー・ハザウェイ<BRKa.N>を率いる米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(85)は27日、毎年恒例の「株主への手紙」を公表した。

この中で、米経済の見通しについて楽観的な見方を示し、ドナルド・トランプ氏をはじめとする大統領候補者が語る悲観的な見通しは「全くの間違いだ」と指摘。「240年にわたり、米国への逆張り投資は大きな間違いだった。今も始める時期ではない」と述べた。バフェット氏は大統領選で民主党のクリントン候補を支持している。

また、発表が注目されている自身の後継者の名前には言及せず、100歳を迎える2030年8月30日まで経営を続ける意思を示した。

バークシャーが27日発表した通期決算は利益が21%増の240億8000万ドルと過去最高を記録。営業利益も5%増え、過去最高の173億6000万ドルとなった。

第4・四半期の利益は32%増加、営業利益は予想を上回る18%増となった。

バークシャーとブラジルの投資会社3Gキャピタルは2013年に米ハインツを共同買収し、昨年のハインツとクラフトフーズとの合併でも提携した。バークシャーは3G傘下のバーガーキングによるティム・ホートンズ買収にも出資している。

多くの株主は、積極的なコスト削減で知られる3Gとバフェット氏との相性を疑問視している。

バフェット氏は手紙で、自身と3Gは事業運営において「異なる手法を取っている」と認めた上で、3Gは「非常に成功している」と評価し、事業買収で再び組む可能性もある、とした。

シアトル・タイムズ紙が人種差別問題を報じた傘下のプレハブ住宅メーカー、クレイトン・ホームズについては、融資に慎重だと擁護。業界をリードするような業績を示している、と評価した。

報道によると、クレイトンは黒人や中南米系移民などマイノリティの借り手が返済できないようなサブプライムローンを借り入れるよう仕向け、借り手が債務不履行となった後で担保の住宅を差し押さえて地域社会に悪影響を与えたという。同社は人種差別問題を否定している。

バフェット氏は、12月31日時点で含み損が26億ドルとなったIBM<IBM.N>株については、売却する意図はない、と明らかにした。

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