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鈴木貴子氏 北海道比例区は大地の議席という詭弁 辞職あるのみ

鈴木貴子氏は民主党を離党し(但し、民主党側は除名処分にする見込み)、自民党会派に入るということです。

 鈴木貴子氏は、北海道5区の補欠選挙では要請があれば、自民党公認の世継ぎ候補を応援に行くとまで述べています。
民主離党の鈴木議員 「要請あれば自公候補の応援に行く」」(田中龍作ジャーナル)

 これほどの反党行為はありません。民主党執行部が鈴木貴子氏の離党を認めず除名処分にするのは当然ことですし、枝野氏が議員辞職勧告決議案の提出も検討すると述べているのも、鈴木貴子氏のようなあからさま政党間の異動は、未だかつてみたことないくらい悪質なものだからです。
 鈴木貴子氏の行為は、有権者に対する裏切り行為であり、議員失格であり、議員辞職の選択肢しかありません。

 民主党北海道比例区で当選しておきながら、相反する与党側にくっついて裏切っておきながら議員でいることを正当化する余地はないのです。

 ところが鈴木貴子氏はあからさまな詭弁で議員辞職しないことを正当化しようとしています。
記者会見 質疑応答やりとり
「私からは、 新党大地も候補を立てた2012年総選挙では、民主党は小選挙区でゼロ議席でした。
 新党大地が選挙協力をした2014年総選挙では、民主党は5議席うち3議席は小選挙区、でした。
なおかつ、特筆すべきは投票率自体は2.5%ほど下がっているにも関わらず、2014年は得票を21万票以上上積みしています。
 当時選挙協力を結びにあたり協議の核としてご尽力いただいた玄葉選対副本部長(当時)、そして民主党北海道会長からも、鈴木貴子の比例単独一位の割り当ての意味は新党大地の過去の実績に基づくものである、とご判断を頂きました。新党大地は35万~45万の得票を各級選挙でおさめている、という過去の事実を冷静に受け止められてのご判断だったと記憶しております。
 ゆえに、新党大地は民主党との選挙協力に基づき、各小選挙区の候補には「大地推薦」を出し、私自身も「民主公認・大地代表代理」として、それぞれの地区でお願いをしてまいりました。
 ゼロ議席から小選挙区で3議席、比例でも2議席と、大地として結果を残したからこそ党大会などでの「選挙総括」でも新党大地との選挙協力への評価が記されていたのだと思います。」
 過去の実績があったとは詭弁にもほどがあります。ならば、何故、新党大地として独自に比例区に立候補しなかったのですか。仮に新党大地が35万~45万票を獲得できていれば1議席は得られていました。

 2014年12月の衆議院選挙では新党大地にその見込みがないからこそ(鈴木貴子氏には小選挙区での当選も確実ではありませんでした。)、鈴木宗男氏が民主党に選挙協力と比例区単独1位を要求したのではないですか。

 新党大地の地盤沈下を止めることができず、ジリ貧状態になっていたのは否定できない事実であり、今回もまた民主党では当選できる見込みがない(このままでは小選挙区でも当選できませんし、それ以上にもしかすると民主党に比例区単独1位を拒否されたのかもしれません。)、だから自民党に移った、しかも宗男氏が安倍氏に要求していたのは、自民党北海道比例区の単独1位でした。

 しかも、北海道比例区では、民主党は2議席に止まりました。

 その前は、民主党2議席、新党大地1議席でしたから、実質1議席減です。新党大地効果はなかったのです。

 鈴木宗男氏が民主党との選挙協力の裏には、恐らく新党大地が道内選挙区全てに候補を立てるぞと脅せば当時の民主党北海道であれば仲違いするよりも、宗男氏の要求(比例区単独1位)を飲むことを選択したものと思います。

 それから道内小選挙区ではゼロから3議席になったではないかなどと主張していますが、自らが小選挙区で落選したことを棚上げし、よくこのようなことが言えたものです。

 今回のような鈴木貴子氏が民主党比例区から立候補するような選挙協力ではなかったとしても、少なくとも北海道7区では民主党は候補を立てないという選挙協力はできました。その前の衆議院選挙(民主党がゼロのとき)も北海道11区では実際にそのような選挙協力があったわけです。

 もっとも北海道7区では、新党大地と民主党が分裂しましたが、その結果、鈴木貴子氏は当選できなかったわけです。
(その後、石川知裕議員の有罪判決に伴い、上告を希望した石川氏に対し、鈴木宗男氏が議員辞職させ、鈴木貴子氏が比例区で繰り上げ当選になりました。鈴木宗男氏は自らのときは上告し、最後まで議席に固執していたのとは雲泥の差です。早く貴子氏を議員にしたかっただけです。)

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 小選挙区だけでの選挙協力でも十分だったにもかかわらず、敢えて民主党から立候補したのが鈴木貴子氏です。それを今さら新党大地の議席分だというのは図々しいにもほどがあります。

 何よりも自らの公約違反にはどのように答えるのでしょうか。
鈴木貴子さん 補欠選挙で自民党候補を推すのは公約違反です。一強多弱を変えるのではなかったのですか
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 鈴木貴子氏は、民主党のビジョンがない、共産党とくっついたなどと言っていますが、民主党と共産党の選挙協力すらも口実に使っていますが、これはあまりにあからさまです。

 鈴木貴子氏が民主党から立候補した当時は、民主党にはビジョンがあって、今の民主党にはビジョンがないとでもいうのですか。

 共産党と選挙協力といったところで、共産党の政策を民主党が取り入れたという事実もなく、ましてやこの間の流れをみれば、基本的には共産党が候補を下ろす、さらには志位委員長が一方的にでも候補を下げると言っているように譲歩している(させられている?)のです。

 北海道5区補欠選挙についていえば、池田真紀氏のこの公約のどこに反対なのですか?
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 鈴木貴子氏の公約とこれまでの主張と変わりないではありませんか。

 むしろ自民党の方が全く逆です。

 有権者に対する最大の裏切りをした鈴木貴子氏は辞職あるのみです。

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