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グリーンピース声明、高浜原発4号機再稼働に抗議——原子力規制庁はいまだ原子力産業の虜

国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは本日、関西電力が高浜原発4号機(福井県)を再稼働させたことを受けて、以下の声明を発表しました。

「2月20日に発覚した一次冷却水漏れは、深刻な問題です。2011年には、東京電力福島第一原発で一次冷却水が喪失したため、3機もの原子炉のメルトダウンを引き起こしました。福島原発事故から5年を経てもなお、原子力産業が安全を最優先していないことが示されました。原子力規制委員会が一次冷却水漏れを受けて、再稼働を止めるだけでなく原因の徹底究明さえしないのは、規制の緩さだけでなく、いまだに原子力産業の虜となっていることを表しています(注)。

高浜原発4号機ではプルトニウムMOX燃料が使われますが、その評価は旧原子力安全保安院のものに依拠しており、原子力規制委員会は新たに詳細な評価をしていません。原子力産業は、ほとんどの原子炉が動いておらず、その多くが今後も動かないという現実と未来を直視することが必要です。また、原発のない社会を望む世論にこたえて原子力利用をやめ、省エネルギーと自然エネルギーの利用をすすめるべきです」。

高浜原発4号機に際しての問題点

  • 高浜原発4号機は2011年7月から長期運転停止している。これはあらゆる機器・装置にとっても運営者にとっても想定外のことである。

  • 一次冷却水漏れは、原子力規制庁による使用前検査の質に疑問を生じさせている。

  • 一次冷却水漏れが原子炉建屋の外で起こったことは重要視されるべきである。

注)2月25日に行われた原子力規制庁と市民団体との質疑応答の場で、原子力規制庁は「2008年の分解点検時の記録では配管の弁のボルトをきちんと締めている」としている。これは関西電力の発表と異なるが、この点を市民から問われても応えることはなかった。

グリーンピースは一人ひとりの消費者に、原発からの電気を売っている電力会社からの乗り換えの意向を表明する「iSwitch (アイ・スイッチ)— 今だからクリーンな電気に”スイッチ”しよう」オンラインアクションをグリーンピースのウェブサイトで2月25日から展開し、脱原発の社会を実現することを呼びかけています。   

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