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欧州市場サマリー(26日)

[26日 ロイター] - <為替> ドルがほぼ全面高の展開。昨年第4・四半期の米国内総生産(GDP)が上方改定されたことに加え、1月の個人消費支出も予想を上回る伸びとなり、年内の追加利上げ観測が再び高まった。

<ロンドン株式市場> 続伸。週間ベースでは2週連続のプラスとなった。教育・メディア大手ピアソンやロンドン証券取引所(LSE)グループが買われ全体水準を押し上げた。

ピアソンは4.3%上昇した。決算が市場予想と一致したほか、事業再編により2018年には8億ポンド以上の利益を出せるようになるとしたことが好感された。

LSEは6.9%高。週間ベースでは13%を超える値上がりとなった。ドイツ取引所と合併協議を進めているとした23日の発表が好意的に受け止められている。両取引所は26日、英国が6月の国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を選択した場合でも、合併後の事業に影響することはないとの見方を示した。

銅価格の上昇に伴って鉱業株も買われ、英豪系リオ・ティントとBHPビリトン、スイスのグレンコアは3.0%から8.0%の値上がりとなった。

銀行大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は7.1%下落し、2012年6月以来の大きな落ち込みとなった。昨年の通期決算は、事業再編や訴訟関連の費用が増えたことが響き、19億7000万ポンドの赤字になった。同社は金融危機の08年に政府に救済されて以来、利益を出していない。前日に特別配当を発表した金融大手ロイズ・バンキング・グループと対照的な決算だった。  

<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。金属価格の上昇に伴い鉱業株が買われたほか、好調な企業決算も相場を押し上げた。

FTSEユーロファースト300種は20.42ポイント(1.59%)高の1305.00で取引を終えた。取引時間の早い段階では1312.23ポイントと、2月上旬以来、約3週間ぶりの高値をつける場面もあった。週間ベースでは2週連続でプラスだった。

DJユーロSTOXX50種指数は51.74ポイント(1.80%)高の2929.16だった。

STOXX欧州600鉱業株指数は3.87%上昇した。銅やアルミニウムなど主要な産業用金属が値上がりしたことが買い材料となった。原油相場の上昇に伴ってSTOXX欧州600石油・ガス株指数は3.60%上昇し、部門別で2番目に大きく伸びた。イタリアの石油大手ENIは5.1高。第4・四半期は大幅な純損失を計上したが、市場予想通りの配当を提案したことが買い材料視された。

スペインの風力発電機大手ガメサは通期決算が市場予想を上回り、株価が5.8%上昇した。市場予想に沿う決算を発表した英教育・メディア大手ピアソンは4.3%高となった。

<ユーロ圏債券> アイルランド国債の利回りが小幅上昇した。同日実施の選挙で、債務危機からの復活を指導した現在の連立政権が交代を迫られるとの見方が重しとなった。

これに加え、主要貿易相手国である英国の欧州連合(EU)離脱問題をめぐる懸念も重しだ。

アイルランド10年債は小幅上昇の0.93%。スペイン、イタリア10年債利回りが3週間ぶりの水準に低下する中で、他のユーロ圏国債をアンダーパフォームした。ただ依然として過去最低近辺で推移している。

ポルトガル10年債利回りは21ベーシスポイント(bp)低下の3.05%。今月に入り売り込まれたが、地合いが大幅に改善していることを示唆した。

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