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記者会見 質疑応答やりとり

みなさん、改めてご報告をさせていただきます。
本日2月26日、民主党を離党する決断に至り、離党届を提出してまいりました。

午後1時から会館内で記者会見を開きました。
記者会見では新聞、TV,フリージャーナリストの皆さま方から様々な質問を頂戴しました。

中でも多くの皆さんが注目されていたのは
Q:比例枠での当選だが、議席を返すか?
という点だったと思います。

私からは、 新党大地も候補を立てた2012年総選挙では、民主党は小選挙区でゼロ議席でした。
新党大地が選挙協力をした2014年総選挙では、民主党は5議席うち3議席は小選挙区、でした。

なおかつ、特筆すべきは投票率自体は2.5%ほど下がっているにも関わらず、2014年は得票を21万票以上上積みしています。

当時選挙協力を結びにあたり協議の核としてご尽力いただいた玄葉選対副本部長(当時)、そして民主党北海道会長からも、鈴木貴子の比例単独一位の割り当ての意味は新党大地の過去の実績に基づくものである、とご判断を頂きました。新党大地は35万~45万の得票を各級選挙でおさめている、という過去の事実を冷静に受け止められてのご判断だったと記憶しております。

ゆえに、新党大地は民主党との選挙協力に基づき、各小選挙区の候補には「大地推薦」を出し、私自身も「民主公認・大地代表代理」として、それぞれの地区でお願いをしてまいりました。
ゼロ議席から小選挙区で3議席、比例でも2議席と、大地として結果を残したからこそ党大会などでの「選挙総括」でも新党大地との選挙協力への評価が記されていたのだと思います。

他の地域にはない北海道ならではの実情は、確かにほかの地域からは見えづらいかと思いますが、今回のことで、かえって明確になるのではないかな、と期待しております。

Q:自民党へうつるのではという報道もあるが、考えのほどは?
報道が縷々先行しており、私自身報道に接し初めて聞くこと、見ることが多く正直驚くことも多かった。自民党に入るのでは、という報道があることは承知していますが、私が今の立場で言えることがあるとすれば、政治家として地元北海道そして日本にとって最善の結果を残せるような選択や判断をしていきたいと考えています。

Q:北海道5区補選の対応は?
これまでも基本的価値観をも共有できぬ政党とのいわゆる野党統一候補擁立や共闘といった枠組みは受け入れることができない、と申し述べてきました。
そして新党大地に立ち返るという点では、鈴木宗男代表は自民候補の支持を明らかにしている。新党大地としてブレない、対応を私もとっていくことになると思っています。

Q:選挙時のTPP、安全保障についての考えと今現在は?
2012年選挙、2014年選挙でも私はTPP反対と訴えてきました。今でもその考え方に変わりはありません。北海道を回っていても、不安の声や先行きが見えないことへの憤りの声も多く寄せられている。そうした声を代弁し、最終的に国益を最大限守るためにも、しっかりと現場の声を訴える必要を感じている。
選挙時から時間の流れの中で大筋合意、署名など新たな動きがあったが、不安の声を少しでも払拭するための政策や取り組みも求められている。
安全保障に関しては、先の通常国会でも安倍総理はじめ政府与党は「引き続き丁寧に国民に説明していく」と述べられていた。しかし率直に申し上げれば、いかほどその説明がなされているか、十分聞こえてこない、見えてこない。約束を果たしてもらうべく政府にも丁寧な説明を引き続き求めていきたいと思う。

Q:(関連して)民主党には安全保障法の廃案を目指すための議員立法の動きもあるが、それについては?
国民の声に応えて議員立法などを構えること、ましてや先の通常国会から取り組んでいた法案を提出の運びとなったことは評価されると思う。
しかし、今回の法案は安全保障において異なる考えや認識をもつ政党、端的に申し上げれば、日本共産党と共同提出することには、納得がいかない。
政治家は国家国民の安心安全、財産を守ることが責務。現実的な安全保障を打ち出すうえでも、基本的な信条や政策、国家観を共有できない政党との共同提出に、どこまで安全保障を現実的に考えているのかという疑念が生じるのではないか、と思う。

Q:冒頭の離党の決意で、「何としても成し遂げたい、やり遂げなくてはいけない諸課題が解決できなくなる」とあったが、具体的には?
私は北海道七区、釧路管内、根室管内、そして北方四島を選挙区としているという自負を持って政治活動を行っています。
戦後七十年たっても一島たりとて解決されていない、元島民の平均年齢は80歳を超えている、四島の問題は主権だけでなく地元地域にとっては暮らし、経済、安全につながっている。サケマス流し網禁止における経済影響は250億とも280億ともいわれている、昨年はサケマス船が拿捕されるなど、まさに領土問題が前進していれば、こんなにも悔しい思いを、苦しい思いをしていたのか、まざまざと感じた一年だった。
日本共産党は、「北方領土」という概念さえも認めておらず、ましてや日本政府の立場と全く異なる全千島22島の返還を掲げている。
安倍総理の強い日露関係、領土問題解決への意思も伺っている。
領土問題の前進、解決は政治家鈴木貴子の揺るがざる決意であることからも、共産党と与しての政治活動には加わることができないと判断した。

Q:今日の午後、民主・維新のトップ会談があるとのことだが、それについては?また時期にメッセージはあるのか?
今日午後に会談が行われることは、私もさきほどニュースをみて知ったところです。民主、維新の先生方が同じ志をもって、共通の政策のもとに、ひいては政権を担うんだ、未来を築いていくんだという気概のもと結集されると思っている。そして、それが政党であると思う。そういった志に、先生方に迷惑をこれ以上かけられないとの思いから、中途半端なことをするのではなく、政治家としてのけじめをつけさせていただくべく離党に至りました。

Q:以前、民主の旗が見えないと言っていたが離党にも影響?
党大会でも、党を挙げてたたかうといっている五区補選、来る夏の参議院選挙そしていつ解散されるかわからない総選挙においても、どのようなビジョンを掲げ、国民の皆さんの声なき声をどう受け止めていくのかという党の考えを、しっかり示すべきだったと思う。
そして多くの皆さんが、それを期待していたのではないか。
今の党執行部、党内コミュニケーションを含め、意思や価値観の共有などふくめて、岡田代表には反省すべきは反省し、野党第一党のリーダーとして鮮明な旗を掲げるべきでないかと思う。

これらが質疑応答でのやりとりです。

民主党の中にも、そして国民の皆さんの中にも
様々なお考えがあることかと思います。批判や指摘もあることは
重々承知しております。そして、しっかりと真摯に向き合いまた
受け止めるべきは受け止め、事実を示すべきは示しという姿勢を貫く所存です。
枝野幹事長には、「政治生命を損なう誤った選択だ」との指摘をいただきました。

鈴木貴子の政治生命の前に
守らざるをいけないものがあるはずです。
それは何か、と言えば、日本の未来であり可能性です。

しかしながら、
政党とは基本的な主義主張を共有するとともに政権を担う負託をうけるべく活動する集団であり、その集団が綱領においてはっきりと「共産主義社会の前進を目指す」と宣言している政党と共闘するという考えには、承服できず、無視してやり過ごすこともできません。

30歳を前に命を絶たれた吉田松陰の言葉でありますが
道を志した者が
不幸や罪になることを恐れ
将来につけを残すようなことを
黙ってただ受け入れるなどは
君子の学問を学ぶ者がすることではない
という言葉を残しています。
今回の離党という重い決断を下す過程で、政治家として本当に何を大事にすべきかを改めて考えることができました。
批判や異なる考え、ご指導ご指摘をリスクとおもって回避することを優先するのか。
私も実績を評価されての新党大地・代表代理として議席を与えていただいた立場からも、自らのリスク回避を優先するよりも、共通のビジョンなき“野党共闘”による日本の未来にかかるリスクをいかに回避するか、政治家として決断をさせていただきました。

自らの信念と共に、目の前に横たわる課題に私は現実的に取り組み、そして未来に責任のもてる政治の実現のため、原点である新党大地に戻り無所属として活動していく決意と覚悟をきめた次第です。

急なご報告となりましたことを重ねてお詫び申し上げ、最期まで読んでいただきましたことにも感謝申し上げます。
今後とも、ご指導賜りますよう何卒お願い申し上げ、ご報告とさせていただきます。

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