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「『大義ある新党」と思ってもらえる自信がある」長妻代表代行



 長妻代表代行は25日の定例記者会見で、維新の党との合流などについて見解を述べた。

 長妻代行は、5野党連携協議会の発足や維新の党との合流が確実となったことなどを振り返り、「今の自民党政治が非常に戦前回帰的で、きな臭い動きが止まらない。これに歯止めをかけると同時に、今の自民党とは違う、多様な価値観を認めて格差の壁を打ち破り、ともに生きる社会を作るという、大きな違いを打ち出していくことが大きな目標だ。それに向け着々と歩みを進めた」などと語った。

 また、今国会での衆院予算委員会の審議では「4Kに取り組んだ」とし、4Kとは「憲法」「格差拡大」「軽減税率」「口利き」の4つだと紹介。「これらはそのまま選挙にも通じる論点だ。(予算審議は)いずれ参院に移るが、しっかりと今の自民党とは違う価値を打ち出す、追及と提言を繰り返していくことで、必ず道は開けていく」と、今後の国会審議にも期待を示した。

 記者団から、維新の党との合流後の党名について所感を問われ、「国民の皆さんの立場、今の政治状況を考えてベストなものを。抽象的なものではなく『名は体を表す』と言われれるように、理念をより明確に反映した息の長い名前、というのが共通認識だと思う」と述べた。

 また、合流に向けた具体的な手続きや政策の柱、綱領、他の野党との関係などにについては、26日に予定されている党首会談を経た上で協議会で検討することになるとの見通しを示し、「国民の皆さんに、より見える形で進めたい」と、協議での決定事項などを適宜説明し、合流の目的や経緯を理解してもらうために努力する考えを示した。インターネット上でその処遇が話題になっている「民主くん」については、親しまれ度合いを見ながら善処したいとした。

 合流する相手方に民主党離党者も含まれると想定されることから「看板の掛け変え」との指摘があることについては、「承知している」とした上で、「われわれの覚悟と努力次第だ」と応じた。「今の政治に不安を持っている人々が多い中で、これが大義ある行動かどうかは、われわれのこれからの言動で国民の皆さんが判断することだが、『大義ある新党』と思ってもらえる自信がある」などと力を込めた。

 昨年、党内の一部議員から新党結成を求める声が上がった時と、今回新党でまとまったこととの違いについて見解を問われ、形態として民主党が解散することなく合流することになったことに加え、今国会から衆院で統一会派を組み、国会審議の中で成果を挙げたことで、「お互いに信頼感が醸成されたことが大きい」との見方を示した。

 同一労働同一賃金に関して安倍総理が法改正の考えを示したことについては、「一つの進歩」とした上で、昨年、民主党などが「均等待遇(=同等の待遇)」を盛り込んで提出した法律案を、与党が「均衡待遇(=バランスのとれた待遇)」と修正した経緯があることを振り返り、「肝心なのは中身」と強調した。「同一労働同一賃金を進めるうえでは、(労働者の)熟練度を見ていくことなどをガイドラインで示し、総人件費が上がることを企業に理解してもらわなければならない」「(総理が)一度口にしたからには、それがおかしな方向に行かないように、また、参院選挙が終わったら口にしなくなるということがないように、安倍総理の言質を取っていきたい」などと述べ、今後の国会審議に意欲を見せた。

民主党広報委員会

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