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鈴木宗男・貴子親子と安倍自民党の野合は金権腐敗の象徴

鈴木宗男氏の公民権停止は、2017年4月までですが、それが過ぎれば宗男氏は新党大地から立候補し、娘貴子氏は自民党から立候補させる、このような構想を思い描いていることでしょう。
 鈴木宗男氏は、次期参議院選挙でも自民党支援を表明しました。
鈴木宗男氏の裏切りは本物 TPP反対の約束を反故 鈴木貴子氏は落選運動のトップにふさわしい

 しかし、そううまくいくものかどうか、鈴木貴子氏が小選挙区から立候補できるところは北海道ではありません。既に自民党の現職で埋まっています。可能性があるのは1区のみですが、地盤ではありません。
 そうなると北海道比例区からの立候補しかないのですが、比例での固定1位という話もあります。しかし、比例区ではこの間、渡辺孝一氏が固定1位となっています。公明党との選挙協力の結果、比例区に回されたからです。
 固定2位でもいいのですが、比例名簿の上位に「鈴木貴子」とあっても自民党支持層は関係なく投票するでしょうか。
 公約違反の鈴木貴子氏は落選運動のトップにふさわしい方です。

 さて北海道では鈴木宗男票が35万票ということになっています。この票はどのような意味があるのでしょうか。鈴木宗男氏に期待した票の意味です。
 2002年6月19日、鈴木宗男氏は、やまりん事件のあっせん収賄容疑を理由に衆議院本会議で逮捕許諾決議が可決され逮捕され、7月20日、あっせん収賄罪で起訴さました。
 このときの時代背景は小泉内閣が誕生し、構造改革が断行されていた時期です。旧来の自民党の利益誘導型政治が否定され、郵政選挙では小泉氏は、露骨に反旗を翻した自民党議員に対しては公認しないという従来にはない手法をとりました。
 構造改革を推進する財界の支持がありましたから、地方の一部有力議員の反旗など全く取るに足りないものでした。
 鈴木宗男氏は、旧来の利益誘導型政治の典型的な議員です。野党時代でも議員控え室には陳情に来ていた業者であふれかえっていたことを思い出します。

 北海道では、構造改革に批判的な地方の保守票がこぞって鈴木氏(新党大地)に投票したのです。全国をみても、新党大地のような政党はなく、従来の保守票は自民党にそのまま投票することになりましたが、北海道は違ったということです。
(茨城7区の中村喜四郎氏も同じような議員です。従来の保守票に支えられています。)
 小泉改革は、格差を助長し、地方を荒廃させるという歪みばかりを残し、そのため国民の中では反構造改革の声が大きくなるにつれ、自民党では従来の利益誘導型が復活し始めました。第1次安倍政権のとき、地方の元自民党保守系議員が自民党に復党したのもこの流れです。
 第2次安倍内閣は構造改革路線のみでは支持を獲得できないと最初から利益誘導型政治を併用し、公共事業のバラ巻きもやってのけました。赤字財政などなんのそのです。
 これは安倍政権が構造改革路線を強行に押し進めてはいないことでもあります。カネの掛からない構造改革、例えば派遣労働の恒久化などは強力に推し進めます。
 しかし、安倍政権にとっては構造改革以上に軍事大国化(憲法「改正」)を最優先課題としているため、しかも構造改革を強行に押し進めては地方票の離反は決定的になります。
 そのため安倍政権は、地方に対する構造改革をストップしてでもカネのバラ巻きによって支持をつなぎ止めようとしているのです。
 そこでは明らかに鈴木宗男氏の陳情型政治家としての利害と一致します。鈴木氏が「野党」から与党化することはなおさらということになります。

 いくら公共事業という名でのカネのバラマキをやったとしても、TPPに賛成(推進)する自民党がもはや地場産業を守れるはずがありません。
 ちっとやそっとのカネのバラマキで私たちが潤うことはないのです。しかも、それはあくまで選挙が終わるまでのこと、そして憲法「改正」を成し遂げるまでのことです。
 このようなバラ巻き政策が将来の私たちの生活を破滅させることはわかり切ったことです。

 このような旧来の自民党の利益誘導型政治は金権腐敗の温床ですが、鈴木宗男・貴子親子と安倍自民党の野合は、金権腐敗の象徴でもあるのです。
 TPPを推進する自民党に仲間入りする鈴木親子ですが、このような地方への裏切りに対し、ちっとやそっとのカネのバラマキで票が取れると思ったら大間違いです。ましてや新党大地票がそのまま自民党に上積みなどされるものですか。

 鈴木宗男氏へは土建票の一部が流れるだけ。

 鈴木貴子氏を比例上位にした名簿は自民党支持層を離反させるだけ。

 このような金権腐敗を象徴する自民党に投票しても良いことはありません。

 鈴木貴子氏を落選させましょう。

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