戦争法反対!などという声を上げている人たちと一緒に戦列を組む気にはなれないが、だからと言って今の自民党一強政治に唯々諾々とついていく気にもなれない。
改憲派の一人だと自負しているが、しかし現在の自民党憲法改正案には反対の陣営にいる。
平成21年の衆議院選挙で落選してしまったのだから、今更悔やんでも仕方がないのだが、しかし発言の場がないこと、たとえ発言の場が与えられても社会に対して何の影響力もないことを悔やんでいる。
私のような護憲的改憲派の居場所が、どこにもなさそうだ。
私が現職の国会議員だったら、きっと護憲的改憲派の方々の受け皿作りに走っていたはずである。
今も、どこかうずうずしている。
このまま黙っているのは、堪えられない。
なんとまあ愚かしいことをやっているものだ、と半ば呆れながら、走馬灯のように移ろい行く永田町の様子をただただじっと見ているところである。
橋下氏の統治機構改革の雄叫びに共感した時もあるが、残念ながら橋下氏は中途ですべてを放り投げたような感じになってしまった。
多分、復活はない。
今は、殆ど希望の灯が消えてしまったような印象だが、それでも7月の本番までに彗星のように誰か救世主が現れるのではないか、という淡い期待を抱いている。
民主党の人では、まず無理だろう。
維新にもおおさか維新にもいそうにない。
現れるとしたら、自民党の元国会議員だ。
皆、ちょっとお歳を召し過ぎているが、一人だけ、この人が出てきてくれればいいと思う人がいる。
小泉元総理である。
ああ、無理、無理、無理、と首を振る人が多いだろうが、私には小泉元総理くらいしか思い浮かばない。
たしかアメリカのサンダースと同じぐらいの年齢ではなかったか。
記事
- 2016年02月22日 17:47
護憲的改憲派はどこへ行ったらいいのか
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