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川崎中1殺害1年/「おとなに何ができるか」/河川敷に人々訪れ

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 川崎市の多摩川河川敷で中学1年生の上村遼太さん=当時(13)=が殺害された事件から1年となる20日、事件現場の河川敷には前日から多くの人が訪れ、上村さんが倒れていたとされる場所に花を手向けて手を合わせました。

 花の周りには菓子やジュース、上村さんが好きだったバスケットボール、上村さんを悼む手紙などが添えられていました。

 弟が上村さんの同級生という女性(20)は、午前10時半すぎから降り出した雨に、「これは遼太の涙だと思う」とつぶやき、「いつも笑っている優しい遼太だった」と涙をぬぐいました。

 事件では、殺人などの罪に問われたリーダー格の少年(19)の裁判員裁判が今月行われ、横浜地裁が10日、懲役9~13年の不定期刑を言い渡しています。

 地元市民からは警察の対応の遅れに批判が出ています。事件当時、リーダー格の少年は保護観察中で、殺害の前月には、少年による上村さんへの暴行をきっかけに、少年の自宅に警察も駆けつけていたからです。

 河川敷に通い、清掃をしてきた川崎市の男性(72)は「警察が対応していれば遼太君の命は助かったかも」と、今も悔やんでいるといいます。福井市から来た女性(62)も「警察沙汰になった時点で、もっと真剣に対応していれば事件を食い止められたのでは」と警察の対応に疑問を投げかけました。

 この1年間、数十回通い続けているという埼玉県鶴ケ島市の男性(37)は「少年が加害者になる前に、おとなたちがどう支援できたのかを考えなくてはいけない。おとなが子どもたちにどう向き合えるか、人ごとで終わらせてはいけない」と話しました。

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