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「甘利氏秘書が補償交渉の成功報酬に高級車ねだる」追及チームが録音資料を公表



甘利前経済再生担当大臣の金銭授受疑惑をめぐって、甘利事務所の前秘書が千葉県の建設会社との補償交渉に関連して、交渉の成功報酬として高級車をねだっていた事実が、建設会社の交渉担当者の一色氏側から提供された録音データから明らかになった。大串博志衆院議員が16日の衆院予算委員会の質疑の中で公表したもの。

 録音によると、一色氏が「あ、そうだ。これでURのほうがまとまっちゃうと思うんで、えっと鈴木さん(甘利事務所秘書)がレクサスでしたっけ」と確認したのに対して、秘書の清島氏が「いいんですいいんです、あいつは悪いコアラ、変なことばっかり言うから」と答えたり、一色氏が「カタログ持って来てもらわないと。持って来てもらってもご本人が全部オーダーしなきゃいけませんからね」清島氏「一色さんがレクサス何色がいいかって聞いてるよって」などと応じる会話が記録されている。

 レクサスはトヨタ製の高級車で最高価格は約1600万円。大串議員は、「このような利益をおねだりするかのごとく、成功報酬とするように関与していた証拠が出てきた」と指摘。「これだけ秘書が補償交渉に絡んでいることが真実か、甘利氏の記者会見の内容が正しかったのか検証するためにも国会に証人としてきていただかなくてはいけない」として、前日の玉木雄一郎議員に続いて、甘利氏と両秘書の証人喚問を実現するよう衆院予算委員長に再度求めた。

 一方、URの上西郁男理事長は、大串議員の質問に対し、一色氏側との交渉の際に甘利氏の前秘書が同席し、関与していたことを認めた。

 この録音データは16日午後に国会内で開かれた「安倍内閣口利き疑惑追及チーム」の会合で音声でメディアに公開された。

 会合の席では、同日の委員会で質問に立った維新の党の柿沢未途議員から「そもそも第三者の立場で捜査をしたと言われる特捜出身の弁護士とはいるのかいないのかわからない。本来なら国交省やURに接触があってしかるべきだが会見から3週間経っても全く照会がない。本当にその弁護士がいるのかどうか疑わざるを得ない。『エア弁護士』ではないか」との指摘も出された。

民主党広報委員会

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