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- 2016年02月12日 11:10
【全文】宮崎謙介議員「成し遂げたい政策、実現したい社会、日本に夢を与えたい、その思いを実現したい気持ちは今でも変わりません。」
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本当に最後まで、毎日、毎晩、悩んだ
―議員辞職の理由については先程も申しましたとおり、国会議員としては、言ったことと、やっていることが一致をしないというのは、政治家としてのもっとも大事な原則からはずれてしまったということであり、国民の皆様に対して深い政治不信を与えてしまった。
党にも関係団体にも多くの皆様にご迷惑をおかけした。その意味を最大限表すとしたら、やはり議員辞職が一番、そのけじめになるのかと思った次第でございます。
当初、多くの方から「踏ん張れ」といわれました。支援者の方、私個人のことを心から応援してくださっている方が、そのようにおっしゃってくださったこともあり、本当に最後まで、毎日、毎晩、悩み二転三転しました。
しかし、そういった方々に対しても期待に応えることができなかった、その未熟さをしっかりとお詫びをし、その皆さんの思いも、いつの日か実現できるように、大きくなって帰ってこれることが出来ればという思いです。
妻に対して、一生涯をかけて償っていこうと
―奥様とはどのような話をしたのか?父として夫としてどのように接していくのか。妻と話をしましたのは、2月6日夜だったと記憶しております。病室で妻の顔を見て、息子の顔を見て、罪悪感、後悔の念、一気に溢れてきて、話にくいことも含めて話しました。
夫として、まずは妻に対して、一生涯をかけて償っていこうと思っております。父としてということにつきましては、もしも許されるのでしたら、最後に申し上げたいと思います。
一個人として、育児に向き合っていきたい
―育休に議論に対しての思いと責任について今回の育児休業取得宣言、私は国会議員という立場で申しあげたわけでありますが、原理原則からすると、法的な側面を含めると、「国会議員が育児休業を取得するというのは馴染まない」。そのような反対意見もある中で、時代は変わっている。現実は、20代、30代、40代、子育て世代は、切実な思いでやっている。
子育て支援に向き合っている中で、やはり女性にだけ「働け、産め、育てろ」と押し付けるのは、なかなか難しいところがある。やはり、それを阻んでいるのは、社会の重たい空気であり、それを何とかルールを越えて、国会議員が実践をすることで「空気をかえてほしい」。そういう強い思いを受けておりました。
だから私は、今とてもそのようなことを言える立場の人間ではないのですけれども、これからは一個人として、育児に向き合っていきたいと思っています。
「動揺してしまって、とっさに嘘をついてしまった」「いろんな方々を傷つけてきた」
―当初、「知らない」と答えたことについて。または、今回の女性以外にも関係を持ったことは。また、奥さんとの結婚記念日について。一つ目、「知らない」と申し上げたことについて。人として動揺してしまって、とっさに嘘をついてしまったこと。大変恥じております。あの時、失礼な態度を取ったことに対して、お詫びを申し上げたいと思います。申し訳ございませんでした。
さらに言いますと、私はその時に、「どうにかしてごまかせないものだろうか」と考えてしまいました。正直なところです。お互いが黙っていれば大丈夫だからと思ってしまった。恥ずべき思考であり行動だったと思っています。
その他の女性のことでございますが、これまで私も35年間生きてきた中で本当に恥ずかしい限りですが、いろんな方々を傷つけてきたということはあったと思います。本当にそういった皆様方に対してもお詫びを申し上げたいと思います。
―それは結婚した後のことを言っているのか。
女性ということであれば、否定は出来ないところであります。申し訳ございません。
結婚記念日につきましては、どうか我々夫婦の間のことでございますので、ご容赦いただきますようにお願いできませんでしょうか。
―記憶がないということか?
覚えてはいるのですが、どうか2人の大切な思い出でございますので、プライベートなことだということで、ご理解いただけますと幸いです。
再起の道が描けていない中でも、この思いは引き続き持ち続けたい
―奥さんとは何を話したのか。また、今回辞職して、なお国会議員を目指すということについて。おっしゃるとおりで、皆さんの不信感をそう簡単にぬぐえるものであるという風に思っておりません。また、今回議員辞職をするという事は、議員の仕事して、皆様方に対して、その罪を帳消しにすることすらも出来なくなるわけであります。
一般の人間となって、一般人となって、再起を狙うというのは、本当に難しいことだと思っていますが、再起の道が描けていない中でも、この思いは引き続き持ち続けたいと。
それすらも許されない人間であることは、重々理解をしているつもりであります。けれども、とめるにとめられない、この国への思い、社会への思いというものも一方で持っていることも事実でございます。
妻からはというお話でありますが、私が、今回の話をするまでは良好な回復傾向でありましたけれども、なかなか今の状況は厳しいものがあります。そして、それを子どもというのは敏感に察知するんでしょうか。保育器に出たり入ったりを繰り返しております。
子どものことは最後に申し上げますが、そのことを考えても、しばらくは政治のこと口にせずに、ひたすら妻と子どもに対して謝罪をし続ける、尽くしていくというのが政治家である前に、人の道なのではないかと考えております。
妻は大変厳しく、「私に対して、政治家としての自覚が足りない」。主にそういった趣旨のことを言いました。
会場に来るまで、最後の最後まで私は迷っていました
―奥さんが議員辞職すべきだと?妻は言っておりません。決断は、実はこの会場に来るまで、最後の最後まで私は迷っていました。党の幹部の皆様にもご相談を申し上げましたところ、大変寛大なお沙汰を出していただき、「最後はお前に任せる」とおっしゃっていただきました。最後の最後まで迷いました。ですので、今回の決断は私、宮崎謙介としての決断と受け止めていただければと思います。
日本に希望をもたらしたい、それが私の志でした

共同通信社
やはり閉塞感のある日本、課題先進国である日本、多くの問題がありますが、それを地道に一つ一つ解決をして、日本に希望をもたらしたいと。それが私の志でした。
特に私は仕事をする中で、若い、未来のある若者の将来と向き合う仕事をしてきました。その彼らが、当時なかなか「日本の未来に希望が見出せない」「夢がもてない」そういっていたことが、私が政治家を志したきっかけになりました。
若者が希望を持てる社会を実現したい。生まれてきた子どもたちが借金を背負っているような状況じゃなくて、生まれた瞬間から本当のスタートが始まって、第一歩を踏み出して、夢を追っていける。そういう社会にしていきたいという理想を持っておりました。
自民党の中で理想を実現していきたい
―次の選挙は目指すのか?離党はしないのか?私としては、まず議員辞職はしたいと思っています。私はやはり、政党で考えますと、日本の国の中で政治をするのであれば、私は思想としても自民党でございます。
もしも党が「自民党を離党しろ」とおっしゃるのであれば、党から出ることを辞さないわけでありますが、出来ることであれば、自民党の中で理想を実現していきたいと思います。
―議員辞職の時期については?
大変申し訳ございません。それに関してましては、私もルールがよくわかっておりませんので、 なるべく早く。まぁ地元の皆様に対してもしっかりと説明をしたいと思っておりますが、なるべく早くケジメをつけたいと思っております。
この場所に来るまで決めておりませんでしたし、私を当選させていただきました皆様に対しても、しっかりとお話をしたいと思いますので、その最低限のプロセス、そんなに長く時間を取りません。 その後に(辞職届)出したいと思います。
党のプロセス、国会のプロセスが、どういうものか、わかっていないので、何とも申し上げられませんが、しかるべき手続きを踏んでやっていただきたいと思っております。嘘偽りはございません。
人間としての欲が勝ってしまった
―奥さんには辞職は伝えたのか?妻には、妻にだけは伝えるべきかと思いましたが、最後まで「政治家としてケジメをつけてこい」と言われました。
―それはいつ?
出てくる前です。
―奥さんとのやり取りを詳しく教えてほしい。また、今回このようなことになってしまった理由は?
一言で申し上げると、私自身の非常に未熟な、人間としての欲が勝ってしまったということだと思っております。
妻とのやり取りに関しまして、正直な話、私も相当、精神的に弱っていたのもありますので、明確な記憶というのは定かではないのですが、印象的な言葉がいくつかあったと思います。
「政治家としての自覚が足りない」というのもそうだと思いますし。「私が大変な時に・・」という話もされました。
(誘ったのは)おそらく私だったのではないか
―女性と3回会ったということだが、最後にあった京都の時に誘ったのどちらか?またバレンタイン前後で会う約束などはしていたのか。それは記憶をたどりますと、おそらく私だったのではないかと思います。そして、バレンタイン以降・・
―これから会う約束をしていたのか?
いや、してません。
ただすぐに選挙の事は正直、考えおりません
―辞職した後の活動については?また宮崎議員の議員辞職により、他に政治資金の問題などが指摘されている議員の進退について影響するのではないか。一つ、辞職をした後に関しては、お詫びを致します。ただすぐに選挙の事は正直、考えおりません。5年後かもしれませんし、10年後かもしれませんし。今の状態では正直、私は難しいと思っています。
党からも「出ろ」ということは言われないと思います。それほどまでに私は今、国民の皆様の信頼を失っていると、不覚を反省をし自覚を致しております。
―結果的に、育児休業のような状態になったことについては?
そこにつきましても正直な話、プランは未定なんですけれども。まぁ深く考えているわけではありませんが、妻も大変な状況ですので。今回のことで本当に心労をかけてしまっているので、謝罪の意味を込めて出来る限りサポートをしていきたいと思っています。
―他の議員の進退に影響する可能性については
それは私としては、その方々がお考えになり、お決めになることですので、私のコメントは控えたいと思います。



