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ゴキブリからヒント、米大学が捜索救助用小型ロボットを開発

[ワシントン 8日 ロイター] - 米カリフォルニア大バークレー校で統合生物学の研究者らが8日、ゴキブリの能力にヒントを得た捜索救助用小型ロボットの試作品の開発に成功した。障害物の隙間から入り込み、自然災害や爆発の被害に遭った人々をがれきの中から外へと誘導するのが目的だ。

このロボットは高さ7.6センチ、幅18センチで重さは46グラム。脚部を曲げて縮めることで、押しつぶされたような隙間をくぐり抜ける機能が備わっている。

研究者らによると、ゴキブリの体の高さは普段13ミリほどだが、節のある外骨格を折りたたむことで2.5ミリまで薄くすることが可能。このため、体の厚みの4分の1以下しかない障害物の間を素早くくぐり抜けることができる。

ゴキブリは一度障害物の中に入れば、1秒間に体長の約20倍の距離を進める。これは、人間に直すと時速70マイル(113キロ)と「最速スプリンターの2倍以上の速さ」に相当するという。

ロバート・フル教授は「ゴキブリは世界で最も不快な生物の1つだが、設計原理の面では大切なことを教えてくれる」と指摘。「自然界は設計に役立つデザインの宝庫だ。思いもしない生物、時には気味の悪い生物から最も大事な発見をすることもよくある」と語った。

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