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崖っぷちの日本の政治

ネットの中に、現政権や特定の政治家を批判する記事やエントリーが溢れている。ネットも市場な訳で、需要があれば、此れを満たす供給があると言う事であろう。

読者は此れ等の、記事やエントリーを読んで取敢えず、内輪揉めに明け暮れ、大事な事を何も決める事の出来ない、現政権へのフラストレーションを解消し、ある種のカタルシスを感じているのだろう。

問題は、こんな事を繰り返していても、日本の政治は少しも改善せず、結果、財政破綻の一本道を進んでしまうと言う事である。
そもそも政治とは国民を映す鏡では無いか。そうであるならば、国民を切り離して政治のみを罵倒しても余り意味あるとは思えない。

鏡に写った、自分の顔の醜さに怒り、鏡に八つ当たりしている様な話ではないだろうか。

政治を、此処まで劣化させた原因は何であろうか。私は、国民のおねだり体質にあると考えて居る。そして、「一票の格差」はレバレージであり、本来もっと真面な事に使われるべき税金を大量に地方に運ぶ。

議員が議員で居続ける為には、有権者を満足させねば成らない。そして、多くの有権者の本質は「おねだり」であり、口を開けて飴玉を入れて貰うのを、当然の事として待っている。

そして、増え続ける老人も政治を劣化させている。残された時間の少ない老人が将来を考える事無く、刹那的に成る事はある意味当然の事である。しかし、老人票の欲しい議員が、老人に迎合する事で、結果、社会保障費はまるで風船の如く膨れ上がり、老人に食い物にされる。

若手の議員で、国の将来を憂い、国の抱える問題を悩み、あるべき政策立案に真面目に取り組む何人かを知っている。マスコミは彼らの努力を決して伝えようとはしない。既に使い尽くされた、小沢一郎議員の「政治と金」の手慣れたネタを繰り返す方が、楽して稼げるからであろう。

議員と言えども、人の子である。傷つく事もあれば、敢えて棘の道を歩くよりも、楽して選挙に勝とうと言う誘惑に駆られる事もある筈である。

国民の一人一人が、もっと政治に対しコミットすべきでは無いかと思う。若くて有望な議員を自ら見つけ出し、会話し、彼の提案する政策を理解し、共鳴する。会員と成り、僅かであっても経済的に支援する事は効果が大きいと思う。例え、選挙区の住人で無くても、此の議員の政策にコミットしている事実を確かなものとするからである。議員を勇気づけるに違いない。

有権者として、議員を、そして政治家を罵倒の対象とするのでは無く、理解し、共鳴し、支援し、そして育てて行く対象との認識に転換すべきでは無いだろうか。

日本国民に、残された時間は余り無い様に思う。

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