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民主党岡田代表は国会で撃沈していては駄目です

いやはや、なんといっても総理への代表質問ですから、第一野党、しかも政権の経験のある民主党の代表が、どのようなスタンスで、またなにを切り口に、自らの存在感をいかに示すのかの戦略、戦術を周到に練ってしかるべきです。しかし岡田代表は、むしろ民主党の脆さを自ら晒し、あっさり安倍総理にうっちゃられる醜態が続いています。テレビで見ていて、ほんとうに野党の責任を果たしていないとがっかりします。敵失だとばかりにはしゃぐ産経新聞がそれをよく伝えているように感じます。

まるで、かつての社会党のような立ち位置で、首相を攻めようとするのですが、なにせ、岡田代表は体質が根っこから自民党そのものなので、右打者が左の打席に立ったみたいなもので迫力も切れ味もありません。自民党の谷垣幹事長が「かつての社会民主党ならそれでいけたかもしれないが、今の民主党全体の力をそういう方向で出していくことができるのか。若干疑問だ」とあっさりいなされ、気の毒感が漂っています。

自民・谷垣氏「岡田氏質問は全体を左に振った印象」 衆院代表質問 - 産経ニュース

岡田代表もそうですが、他の議員も、次々と反論され、総理から民主党政権時代を引き合いに「天に向かってつばどころか、天に対してブーメランを投げているようなものだ」、また「枝葉末節の議論を続けても、『民主党の支持率は上がらないのでは…』と心配している」とまで言われる始末です。

衆院予算委はまるで“ブーメラン”の見本市… 安倍首相、民主政権を引き合いに反論(1/2ページ) - 産経ニュース

質問するなら、特殊な市民団体からではなく、色が付いていない浮動層、とくに若い世代から「よく言った」と拍手されるような提案をすれば、また違った空気も流れてくるはずです。甘利大臣の問題は、よほどの新しい証拠でも握っていなければ、時間のムダです。民主党の細野豪志政調会長が、企業・団体献金を禁止する法案を今国会に提出する意向を示しているので、それならもっと、政治資金のあり方一点に焦点を絞ったほうが説得力があります。

【甘利氏辞任】野党、企業・団体献金の禁止要求 公明「議論」も自民は慎重 (1/2ページ) - 産経ニュース

外部からアドバイザーを入れ、どのように国会で切り込んでいくのか、また党としてどのようなメッセージを発信していくのかをもっと真剣に議論し、戦略を立てて展開していただかないと、野党の使命すら果たしていないことになります。

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