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豪中銀の声明全文

[シドニー 2日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が2日、政策理事会後に発表した声明は以下の通り。

政策理事会はきょうの会合で政策金利のオフィシャルキャッシュレートを2.0%に据え置くことを決定した。

最近のデータは、世界経済が、予想をやや下回るペースながらも、成長を続けていることを示している。一部の先進国経済はここ1年で成長が加速したが、多くの新興国経済にとって状況はより困難なものとなった。中国の成長率は鈍化を続けている。

コモディティ(商品)価格、特に原油価格は一段と下落した。これは需要の伸び鈍化だけでなく、ここ数年にわたる供給の大幅増を反映している。このため、4年以上前に始まったオーストラリアの交易条件の悪化は続いている。

市場参加者が世界経済の見通しをめぐる不透明感や主要国がとる金融政策の方向性の違いに直面する中、金融市場では再びボラティリティーの高まりがみられた。リスク志向は幾分後退し、新興国と低格付け企業の資金調達は厳しくなった。ただ、高格付けの借り手の資金調達コストは依然としてかなり低く、世界的に金融政策は極めて緩和的な状況が続いている。

オーストラリアでは、鉱業セクターの設備投資が減り続ける中でも。2015年に鉱業以外のセクターが成長したことが入手可能な情報で示されている。国内総生産(GDP)の伸びは長期平均を下回ったにもかかわらず、企業景況感は平均を上回る水準に改善し、雇用の伸びは加速し、失業率は年後半に低下した。企業向け融資のペースも上向いた。

インフレは引き続き極めて低水準で、2015年のCPIの伸びは1.7%だった。これは一部には石油関連や公益部門の物価下落によるものだが、基調的インフレの指標でも約2%と低い水準になっている。労働コストの伸びは引き続きかなり抑制されており、海外のインフレも落ち着いていることから、インフレ率は今後1─2年は低水準が続く公算が大きい。

このような状況において、緩和的な金融政策が適切だ。低金利は需要を支援しているが、規制措置が賢明な貸出基準の設定に役立っており、住宅市場のリスクは抑えられている。家計の信用の伸びは引き続き穏やかなペースだ。ここ数カ月、住宅価格の伸びはメルボルンとシドニーで穏やかになり、他の都市でも総じて落ち着いている。為替レートは引き続き経済見通しに合わせて調整を続けている。

理事会は今回の会合で、インフレは目標に近く、経済には成長する合理的な見通しがあると判断した。そのため理事会は、現在の金融政策が引き続き適切だと判断した。

今後、新たな情報に基づいて、理事会は最近の労働市場の改善が継続するかどうか、最近の金融市場の変動が世界および国内の需要の弱まりの前兆なのかどうか、を判断することになるだろう。低いインフレが続けば、需要を支援するうえで適切であるなら、一段と緩和的な政策の余地がもたらされる可能性がある。

*キャプション内の日付を変更して再送します。

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