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鉱工業生産速報12月は予測以上の落ち込み、年末にかけ失速

[東京 29日 ロイター] - 経済産業省が29日発表した12月鉱工業生産指数速報は前月比1.4%低下で、2カ月連続の低下となった。ロイターの事前予測調査では前月比0.3%低下と予想されていたが、発表数値は予想を下回り、主要業種は軒並み低下した。年末にかけて在庫が再び増えており、在庫削減はほとんど進捗していない。

生産の足を引っ張ったのは、一般機械類と電子部品・デバイス。台湾向けのスマホ用の液晶用製造装置や、半導体製造装置、カメラ用半導体集積回路などだった。

輸送機械でも自動車用エンジンや軽乗用車、小型乗用車が低下した。

出荷も2カ月連続で低下。生産削減が追い付かず在庫は2カ月連続で増えた。積み上がり気味の在庫水準は14年末と比べて横ばいで、昨年1年間で在庫調整は進まなかった。

この結果、10─12月の生産は前期比0.6%の上昇となり、3四半期ぶりの増産となったものの、その前の2四半期の落ち込みを取り戻すには至らず、2015年は14年対比で0.8%の低下となった。

年明けからの生産予測指数は1月が前月比7.6%上昇、2月が同4.1%の低下となった。ただ1月の生産計画が高めとなっているのは、もともとの生産計画はほぼ変わらないが12月の生産が計画を大きく下回ったため。企業が強気となったわけではない。

2月までの予測指数を前提とすると、1─3月は前期比4.1%程度の上昇と試算される。しかし経済産業省では、通常は生産計画から1─2%下振れすることなども勘案すれば、2月の結果が12月の生産水準とほとんど変わらない可能性を指摘している。

経済産業省は生産の基調判断を「一進一退で推移している」として据え置いた。

*内容を追加します。

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