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イラン大統領訪問でローマの裸像に覆い、「文化の冒涜」と非難

[ローマ 27日 ロイター] - イランのロウハニ大統領の訪問を受けて、ローマの市庁舎や美術館に展示されている裸像が白い板で覆われたことで、批評家やマスコミから「文化の冒涜(ぼうとく)」との非難が高まっている。

ルテッリ元ローマ市長は、まったくの愚行だとし「歴史を削除することはできない。大統領を別の場所にお連れすれば良かっただけのことだ」と批判。各現地紙も板で隠された裸像写真を1面に掲載し、イル・ジョルナーレは「裸像を覆い隠すことで、イタリアは嘲笑で覆い隠された」と糾弾した。

ただレンツィ首相とフランチェスキーニ文化相は、今回の措置について知らされていなかったといい、文化相までもが「理解しがたい」と評した。報道によると、イラン大使館から裸像を覆って欲しいとの依頼がイタリア首相官邸にあり、官邸側が政府幹部に諮ることなく実行したという。

官邸は内部調査を開始すると説明。イラン側から依頼があったかどうかは分かっていないとした。ロウハニ大統領は会見で、今回の騒動については知らないと答え、イタリアの「歓待」に感謝すると述べて当地を後にした。

ローマでは16世紀、システィーナ礼拝堂にあるミケランジェロの「最後の審判」に描かれた人物らの下半身に腰巻きが描き足された。この作業を担当した画家のダニエレ・ダ・ボルテッラは後に、「腰巻き屋」とあだ名された。

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