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「国会を含め日本中が『週刊文春』に振り回されている」〜田原総一朗氏に聞く

『週刊文春』に金銭授受疑惑を報じられた甘利明経済再生担当相は25日、今週中に会見で詳細を明らかにすると述べており、今後の動向に注目が集まっている。

ジャーナリストの田原総一朗さんに、週刊誌によるスクープ報道と、新聞がそれを"後追い"をする格好になっている現状について話を聞いた。

週刊誌は隠された真実を追求するしかない

最近の新聞に物足りないと思うのは、自ら取材してファクトを追求する、これが少ないことだ。何かあると、すぐ学者や評論家に意見を言わせてしまう。

宜野湾市長選挙では、翁長知事と組んで基地移転の断固反対を訴えた志村候補が負けた。これは相当面白い結果だと思うのだが、どの新聞もやや困惑したような雰囲気で、面白がってはいない。"辺野古移設に賛成したというわけではない"というような記事ばかりだが、そんなことを聞いているんじゃない。なぜ、あんな結果になったのか、それを新聞はもっと取材すべきだろう。

週刊誌はそんなことをしていたら売れないから、隠された真実を追求するしかない。面白いのは、甘利さんが会見するのが今週の木曜日(28日)だということだ。おそらく、『週刊文春』が第二弾を出すんじゃないか、その報道と食い違ったら怖いから、ということだろう。まさに週刊誌が先行しているし、国会を含め日本中が『週刊文春』に振り回されている。

本当なら他の週刊誌が横から取材して、金を渡した人間を探して喋らせるとか、そういうことをやると面白い。『週刊文春』は、甘利さんに金を渡したという人物を隠しているんだと思う。だから完全に独壇場になっている。

『週刊現代』、『週刊ポスト』も昔はそうした取材をやっていたんだけど、最近やらなくなってしまった。ここのところ『週刊新潮』も少し物足りない。そういう意味では今、『週刊文春』が頑張っていると言える。

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