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週刊文春の「少年ジャンプ」風ベッキー報道について

ベッキーとバンドマンの不倫疑惑について、きょう21日に週刊文春のスクープ第三弾(第一弾は不倫疑惑そのものの第一報、第二弾はバンドマンの妻の告白)が放たれました。目玉は、前々回の「卒論」と同様か、もしくはそれ以上にインパクトを与えている「センテンス スプリング」であります。

今回の記事でのベッキーと思しきアカウントのあっけらかんとした様子に、前回以上の怒り、落胆、失望などを覚えた人も少なくないようです。キャスターの小倉智昭さんも「バカじゃないの」とキレています。

小倉キャスターは「LINEを見られていると分かった後のやりとりでしょ?バカじゃないの?なんでこんな不用意なやりとりをするの?」と絶句。


ベッキーと川谷絵音のLINEのやりとりに小倉智昭氏「バカじゃないの?」 - ライブドアニュース

前々から、小倉さんに関してはずれてるなあと思ったり、肝心なところが抜けてるなあと思ったりすることが多かったのですが、今回彼は勘違いしてると思います。というのも「LINEを見られていると分かった後のやりとり」ではない可能性が高いのです。

今回の記事のLINE部分については、実は時系列的にはアップデートでもなんでもない。やり取りの日時は6日の会見前日で、ふたりは文春の誌面での報道ではなく、直撃取材を受けたことについて語っているだけなのです。

結果的に一連の彼女にまつわる報道は、SMAPが解散するか否かの騒動に比肩するほど大きな騒動に発展しました。けれど、このやり取りの時点では彼女も、大事になるとは思っていなかったのでしょう。

加えていうと、LINEの流出を知っていたら、あんなやりとりをする可能性は低いでしょう。

そうでないならば、あれだけ湧いた報道後にあんな反省皆無のような状態ならまるでサイコパスだし、それに、LINEの内容が流出した後にあんなのんきに同じメディアを使っているのも不自然です。

今回誌面をあたると、たしかにアップデートの部分もあるので、LINEのやり取りもそうであるかのように錯覚しがちで、小倉さんのように勘違いした人も多いでしょう。

逆に文春の側について考えてみると、彼らは第一報を報じる前段階で、ベッキーとバンドマンのふたりと思しきLINEのやり取りを収集していたと見られます。そうなると、本来「卒論」と「センテンススプリング」は同じ号の誌面に載っていてもおかしくなかったはず。いや、本来報道機関ならばそうするべきなぐらいで、彼らはそれをあえて「小出し」にしているだけなのです。

これは、週刊少年ジャンプと同じです。有名な話ですが、同誌では人気マンガの結末がダラダラダラダラ引き伸ばされる傾向があります。例えば、原哲夫・武論尊の「北斗の拳」。めちゃくちゃ面白い漫画であるのは間違いないですが、途中から勝手に増殖していく北斗の家系図には、驚くとともにちょっとがっくりきてしまいました。

商業的には、引き伸ばしはおいしいのでしょう。まったく新しい漫画をゼロから作るより、すでに人気となりブランド化した作品を誌面に載せたり、単行本を刷ったりしたほうが、プラスになるのは目に見えている。

文春もこれと全く同じです。本質的には同じ情報でも、マイナーチェンジしてそれを引き延ばしているのです。だから、それを新しいと勘違いする人が出てくる。ただ、記事中にははっきり書いてあるので読者がそれを見落としているだけで、こんなことを言っても仕方ないのですが。

今後を占うと、さらに第4、第5のベッキー砲は続くのかもしれません。この文章を読むみなさんも経験あるかもしれませんが、ラブラブのカップルというのは、無内容で他人からしたらバカバカしいLINEのやり取りを延々と垂れ流す生き物なのです。そしてそれは、ネット的なネタの宝庫なのであります。

ですから、今後ベッキーたちのLINEのやり取りが報じられた際には、おそらくLINE流出報道前という前提で、ぜひとも寛大なこころと生暖かい視線を送ってあげればいいのではないかと思います。

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