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甘利経済再生相側に1200万円/週刊誌報道 土地トラブル口利き疑惑

 甘利明経済再生相(衆院神奈川13区)と秘書が千葉県内の建設会社から、独立行政法人都市再生機構(UR)との土地トラブルについて口利きをする見返りに、2013年から15年にかけて現金など計1200万円以上の供与を受けていたとする記事が21日発売の『週刊文春』に掲載されることがわかりました。事実ならあっせん利得処罰法違反にあたる可能性があります。

 甘利氏は06年発足の第1次安倍内閣で経済産業相を務め、第2次、第3次安倍内閣でも経済再生相に就く政権の中心メンバー。

 記事には建設会社幹部が実名で登場し、千葉県内の道路建設工事での補償をめぐるURとのトラブルで甘利氏の事務所に口利きを依頼した経緯を説明。補償を得られた見返りに13年8月、神奈川県大和市の甘利氏の事務所で、事務所長を務める清島健一・公設第1秘書と会って現金500万円を渡したとしています。

 甘利氏が代表を務める自民党神奈川県第十三選挙区支部と、元秘書が代表を務める自民党支部の政治資金収支報告書には、この時期に同社からそれぞれ100万円ずつの献金の記載があります。記事は、残り300万円が「闇に消えた」としています。

 URとのトラブルはその後も続き、同社は複数回にわたって現金や商品券を甘利氏側に提供。また秘書らとの飲食費もたびたび負担したといいます。やりとりの録音や領収書などは保管しているといい、証拠が残っているだけで、甘利氏側に少なくとも1200万円を支出したとしています。

 同誌は清島所長が現金を受け取る場面の写真や、同社幹部が現金を甘利氏に渡した時に撮ったとされる記念写真も掲載しています。

甘利氏が会見

 甘利明経済再生相が建設会社から1200万円の供与を受けたとする週刊誌報道について、20日に内閣府内で会見した甘利氏は「(記事を)読んでいない。発売されたものを調査し、説明責任を果たす。国民に後ろ指をさされるような行動は今日までしていない」と語りました。

疑惑解明して責任明らかに

穀田氏コメント

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は20日、甘利明経済再生相の疑惑について、記者団に問われて次のように話しました。

 「あっせん利得」ではないかとの疑惑が出ること自体が問題だ。国会議員の行動規範である「政治倫理綱領」に示されているように、疑惑を持たれたら真相を真摯(しんし)に解明し、責任を明らかにするのが、果たさなければならない責務だ。甘利氏は国会で疑惑を明らかにする責任があるが、任命した安倍晋三首相や所属政党が知らぬ存ぜぬでは通用しない。その責任もはっきりさせる必要がある。

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