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カジノ法案、早くも「今国会も見送り」決定

今年の通常国会も始まったばかりだというのに、早くもこんな記事が出てきましたよ。以下、日経新聞より転載。


カジノ法案、今国会も見送りへ 政府・与党
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS18H5A_Y6A110C1PP8000/

政府・与党はカジノを中心とした統合型リゾート(IR)を推進する法案(カジノ法案)について、今国会での成立を見送る方針を固めた。導入に慎重論が根強い公明党が夏の参院選前の成立に難色を示したためだ。

まぁ、今年は夏に参院選があるのは確定的事実であって、この通常国会にIR推進法が成立する可能性なんて爪の先ほどもない状況なのは既に業界内では織り込み済みではありました。毎年この時期になると大阪辺りから湧いて出て、「すわ、今年こそカジノ合法化!」などと調子の良いことを吹きまくっては「オオカミ少年」認定され続けているグループの方々も、さすがにこの年末年始は「息してます?」と逆に心配になるほど静かな状況。もはや業界全体が「お通夜」状態であります。

一方で思うのは、現在、衆院に文字通り「吊るされた」ままになって久しいIR推進法案も、そろそろ賞味期限切れなのではないか?というところも。IR推進法案、およびその提出にあたっての参考資料としてIR議連から発表されている「IR実施法に関する基本的な考え方」文書は2013年の11月12月に発表が行われたもの、あれから既に2年数か月、もしくはこれから少なくとも今年秋の臨時国会まで法案が動かないとするのならばおよそ3年間も「たな晒し」され続けてきたものであって、正直申し上げれば当時の状況と今の状況は相当、周辺環境が変わっています。

例えば、「IR実施法に関する考え方」には、


政府は2030年までに訪日外国人3000万人を目標としており、IRの整備は国の成長戦略に位置づけられるべきものであり、2020年東京オリンピック・パラリンピックに間に合うよう、最大限努力すべきである。

なんていう文言が未だ入っているワケですが、2020年までに統合型リゾートの開業が間に合うなんてシナリオは既にだいぶ前から履行不可能になっているワケでありまして、その点に関しては本ブログ上で何回も指摘してきた通りであります。


【参照】関西経済同友会が大阪カジノ提言
http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/8690018.html


ということで、どうせ次の法案審議の開始までにはだいぶ時間が空きそうな様相でありますから、既存で提案されているカジノ関連法制の再検証なんかを本ブログ上での継続企画としてやってみようと考えているところ。業界全体がかなり「お寒い」状況になってはおりますが、引き続き宜しくお願い申し上げます。

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