- 2016年01月17日 18:46
バリアフリーが最も進んでいるエンタメ施設は、実はカラオケ店?!車椅子に乗って調査隊に参加してきた
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その他にも、駅の券売機はほぼ100%車椅子者は利用できないことや、
手が届かないし、角度的に液晶が見えません…
銀行のATMも同様。
先程も述べましたが、台の下に充分な空間がないと、車椅子からは手を伸ばしても届かないのです。
こうした様々な体験・調査を終えた後は、すべての班が集まってフィードバックと発表会。
「企業も社会的貢献として、バリアフリー対応をもっと進めるべき」
「消費者は、そうした企業の商品や施設を積極的に購入・利用しては?」
「行政は補助金を出す、道路の道幅を広げるなど積極的に投資をして欲しい」
など、多くの方が初めて車椅子で街を行動してみて、学生さんを中心に活発な意見交換が行われました。
もちろん企業・行政がさらに投資を行い、物理的な障壁を取り除くのが大事なことは言うまでもありません。
一方で恐らく、それだけでは真のバリアフリー社会の実現は不可能です。
車椅子で世界各国を旅する友人が言っておりましたが、「物理的には、日本ほどバリアフリーが進んでいる国はない」そうです。
しかしながら、福祉先進諸国に比べて行動に制約を感じることもある、と。
それはやはり、人々の意識とそこからにじみ出る行動の差なのでしょう。
例えば我々が車椅子で入店実験をしている横で、平然とスロープの前に違法駐輪していく人がおりました。
きっとその方は「スロープ自体に触れていなければ、大丈夫だろう」と考えたのだと思います。
しかし車椅子の幅を考えれば、これでは通過することができません。
こうしたちょっとした「想像力」が、我々には決定的に不足しているのではないでしょうか。
- 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)
- 参・維新/政治をアップデートする。日本初の「ブロガー議員」



