昨日1/15(金)、軽井沢において大型バスの転落事故があり、多数の若き命が奪われました。私は、かねて検事として、多数の死傷者を出す事故の捜査に当たってきました。その度に、事故原因の解明と責任追及に力を費やしてきました。
このように検事として事故原因を探ることは、確かに、将来の事故防止につながる効果は多少なりともあります。
しかし、今、政治家になって思うことは、政治の大きな責任の一つとして、「失われてはならない命をいかに救うか」ということです。それは、将来的に、どうすれば、こうした尊い命が失われないか、その絶大な効果を考えることに尽きます。
今回の事故の原因は、まだ明らかになっていませんが、仮に自動運転技術が実用化されていれば、この種の事故は、かなりの程度防げるに違いないと思っています。
昨日、国土交通省の承認によって、米国自動車メーカーの自動運転車両が日本の一般公道で走行できるようになった、との報道がありました。
自動運転技術の更なる実用化は、そう遠くない未来、相当進むはずです。しかも、トラック・バスにも導入されれば、今回のような事故も避けられる可能性が高まります。
今、私が政治家として、声高に「自動運転の普及を推進しましょう!」と叫ぶゆえんです。
記事
- 2016年01月16日 23:56