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円急騰し一時116円半ば、原油安・弱い米指標受け=NY市場

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場は、ドルが対円で約5カ月ぶり、対ユーロで2週間半ぶりの安値をつけた。原油安のほか、弱い米指標を受けてリスク回避姿勢が強まり、ドルの重しとなった。

原油、株式相場の急落や、弱い経済指標に伴い、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが一段と鈍化する恐れがある。これは、ドルを圧迫する材料とされる。

ドルは対円<JPY=>で一時、116.51円に下落、昨年8月24日以来の安値をつけた。直近では0.9%安の117.02円。

ユーロは対ドル<EUR=>で一時、12月29日以来の高値となる1.0984ドルを記録した。直近では、0.5%高の1.0913ドル。

ドルの主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は、0.2%安の98.933。

米商務省が発表した12月の小売売上高は減少。暖冬の影響で冬物衣料品の売り上げが振るわず、ガソリン価格安がガソリンスタンドの売り上げを圧迫した。

米労働省が発表した12月の米卸売物価指数(PPI)は下落。エネルギー価格の急落が全体水準を押し下げた。

また、米FRBが発表した12月の鉱工業生産指数は3カ月連続で低下した。

原油先物<CLc1><LCOc1>も1バレル=30ドルを割り込んだ。中国株式市場<.SSEC>も下落するなか、オーストラリアやニュージーランド、カナダなどの資源国通貨も急落した。

オーストラリアドルが対米ドル<AUD=>で、2009年4月以来の安値となる0.6824米ドル、ニュージーランドドルは対米ドル<NZD=>で3カ月半ぶりの安値となる0.6382米ドルをつけた。

カナダドルは対米ドル<CAD=>で12年ぶりの安値を更新した。直近で、米ドルは対カナダドルで1.2%高の1.4534カナダドル。

シリコンバレー・バンクの上級外為トレーダー、ジョー・オリリー氏は「FRBは早期の利上げに慎重姿勢をとるだろう」と分析。「不透明な要素が多すぎる。米指標が弱く、株式市場も大荒れだ。これらはすべて、米成長に悪影響を及ぼす」と話した。

ドル/円 NY時間終値 117.04/117.07

前営業日終値 118.03

ユーロ/ドル NY時間終値 1.0906/1.0911

前営業日終値 1.0868

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