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ちょっと勇み足でしたね、民主党も安倍総理も

さすがに民主党も自分たちがずいぶんみっともない真似をしてしまったということに気が付いたのだろう。

野党の筆頭理事という立場を濫用して、与党でもないおおさか維新の会の議員の質問を野党の枠から大幅に削減しようとしておおさか維新の会の下地氏から逆ねじを食わされてしまった。
なんで下地氏がおおさか維新の会なのだろうか、という気がしないでもないが、誰に対してもこういう苛めみたいなことはしない方がいい。

補正予算案は明日衆議院を通過するようだから、まもなく来年度予算案についての本格的審議が始まる。
くれぐれも重箱の隅を突くような些末な議論で終わらせないようにして欲しい。
安倍内閣への不信感を煽ろうとして閣僚の一人一人についてまたぞろ政治資金収支報告書の些末な記載間違いや不適正処理などを指摘するのだろうが、背後に重大な政官財の癒着や犯罪があるというのならともかく、単なる経理担当者の誤解や軽微なミス程度のことであれば、貴重な国会審議の時間をそういう些末なことに割くのは無駄というものである。

日本の政治の在り方を問うような大きな問題に存分に斬り込んで欲しい。

一つは、北朝鮮の水爆開発や朝鮮半島有事の問題だ。
北朝鮮に対する実効的な制裁の在り方等について十分審議する必要がある。
国際テロ対策や難民問題についても国民の理解と納得が得られるようなしっかりとした審議が必要である。
株式市場で運用しているために生じている年金資産の毀損問題なども当然取り上げられなければならない。
中央省庁の地方移転問題や2020年東京オリンピック開催に向けた具体的な準備の問題も国民の関心の的になるはずである。
国際テロ対策や日本の安全保障の問題、慰安婦問題についての日本国内における政府の具体的取り組み等についても問い質す必要があるだろう。

勿論、今まで殆どその詳細が国民に開示されてこなかったTPP問題についてもこの通常国会で国民の大方が理解できる程度にまで徹底的に審議を尽くす必要がある。

閣僚の粗探しや、いわゆる言葉狩りなどで貴重な時間を浪費しないで欲しい。

大事な問題が山積している、というのが私の認識である。

安倍総理は、参議院選挙で憲法改正に積極的な改憲勢力で3分の2以上の議席を獲得することを目標としている、と表明したが、如何にも野党第一党の民主党の存在を無視しているような物言いをしてしまったが、どうもこれは拙い。
如何にも自民党安倍内閣が狭量で独善的な人たちの集まりのように映ってしまう。

明らかに勇み足だと思う。

ここは谷垣幹事長がフォローしたとおり、野党第一党の民主党も巻き込んで国民の合意を得ながら憲法の改正に向けて粛々と進みたい、ぐらいに言っておくべきだった。
自民党は、本来、もっと懐の深い政党だったはずである。

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