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中国の12月貿易統計、輸出は前年比1.4%減 輸入7.6%減

[北京 13日 ロイター] - 中国税関総署が13日発表した2015年12月の貿易統計は、輸出が前年同月比1.4%減となり、減少率が市場予想の8%を大幅に下回ったほか、11月の6.8%から縮小した。

中国当局が昨年終盤に人民元急落を容認したことで輸出が押し上げられた可能性もありそうだ。

輸入は7.6%減。14カ月連続のマイナスとなったものの、市場予想(11.5%減)ほど悪くはなかった。11月は8.7%減だった。

貿易収支は600億9000万ドルの黒字。黒字額は市場予想(530億ドル)を上回ったほか、11月の541億ドルから拡大した。

野村はリサーチノートで「12月の貿易統計は全体として、低水準ではあるものの、経済の安定化を示す一段の兆候となった」と指摘。「しかし、進行中の構造的な逆風を考慮すれば、成長の下向きトレンドが年内に再び見られると予想している」とした。

一方、人民元建ての貿易統計は、輸出が前年同月比2.3%増、輸入が4.0%減となった。貿易収支は3821億元の黒字。

税関総署によると、2015年通年の輸出は前年比1.8%減、輸入は13.2%減となった。貿易収支は3兆6900億元の黒字。

同国の15年第4・四半期の経済成長率は世界的な金融危機以降で最も低い水準になるとみられ、景気の急減速を回避するために一段の政策措置を求める声が強まりそうだ。

税関総署の当局者は、外需の低迷により、16年の中国の貿易が困難に直面する可能性があると指摘。15年の輸出低迷は、外需の弱さが主因の一つだったと述べた。

人民元の下落については、輸出を刺激し輸入を抑制するが、輸出への影響は時間の経過につれて薄れるとの見方を示した。

*内容を追加します。

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