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成人式に思う

先週の週末、あちこちの成人式に出席した。

今年の成人式の中心となるのが平成7年(1995年)生まれの人たち。その当時携帯電話の普及率は約10%だった。しかとiモードもスタートしていない時代。携帯電話はインターネットにつながっておらず電話しかできなかった。そのことを今年成人式を迎えた若い人に言ったところ、「電話しかできなかったんですか!すごく不便だったんですね」と言われた。当時、不便というより便利になった、としか思わなかったが、なるほど、そういう感じ方もあるのか、と思った。

それがいまや携帯電話の人口に対する普及率は115%。この20年の間のデジタルの変化は大きい。

僕は昭和54年1月15日の自分自身の成人式のころ、埼玉県戸田市の東大ボート部の合宿所に住んでいた。だから、成人式も戸田市民会館だった。

どういう内容だったか全く覚えていないが、記念品が『新明解国語辞典』だったのを覚えている。

今では有名になった新明解国語辞典だが当時はそれほどでもなかった。ただ何気なく開いた「火炎瓶」という項目で、火炎瓶の作り方が書いてあったのを覚えている。当時まだ学生運動が完全に火が消えた状態ではなかっただけに驚いた。

成人式で気になっていることが一つある。

僕が出席した成人式はだいたい地域の学校に通ってた人たちの参加者が多く、校区別の座席になっていたり、学校別の思い出のスライドショーが上映されたりしていたが、会場に障碍のある子どもたちが通っていた特別支援学校の卒業生のスペースがなかった。手話通訳を入れているところはあったけれど。

県内のいくつかの自治体にたずねてみたがやはり準備していないとのこと。参加していただくのは自由、という。もちろん、それはそうだろうが。

ある人が教えてくれたが、自治体によっては校区別に成人式をやるところがあり、その場合は特別支援学校もその単位になっていることもあるとのこと。

また、合同でやる場合も特別支援学校を一つの学校として位置づけているケースや作業所単位で集まって、ということもあるという。ここまでなると出席しやすい。

特別支援教育を受けてこられた障碍のある子どもたち、そして保護者の方は人一倍成人式を迎えることが嬉しく思われるのではないかと思う。

いろいろ改善の余地がありそうだ。

ふるかわ 拝

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