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中国のサーキット・ブレーカー、適用中止のワケ

The Reason Circuit Breaker In China Was Meant To Be Suspended.

中国証券監督管理委員会が簡易メッセージサイト微博で7日引け後、サーキット・ブレーカーの適用中止を発表しました。導入後、大株主の売却制限撤廃の観測に加え、中国12月製造業PMIなど経済指標が軒並みコケてしまいCSI300が急落。年始わずか4日間で2回にわたって取引停止に見舞われ、7日に至っては寄り付きから29分という異例の早さに当局として対応を迫られた格好です。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙やCNBCでは、肖鋼(Xiao Gang)委員長へ責任追求の矛先が向けられているとか。

そもそも、アナリストの間で制度上の問題が指摘されていました。

5%の変動幅で15分の取引停止、7%で終日取引停止でしたよね?

成熟した米株市場を振り返ると、レベル1、レベル2、レベル3と分かれており詳細は以下の通り。

レベル1 7%
レベル2 13%
レベル3 20%

S&P500が午後3時25分までにレベル1、レベル2の水準まで変動すればそれぞれ15分間の取引停止を迎えます。20%になって漸く、終日取引停止になるのですよ。

過去10年間の変動幅でもS&P500の0.8%に対し、CSI300は1.3%。明らかに制度上の無理があったというわけです。

6日に人民元の中心レートを2015年8月以来最大となる0.22%引き下げ2011年以来の安値をつけた後も、一段の切り下げ懸念が渦巻く状況。サーキット・ブレーカーの中止だけで中国株の下落は止まりませんが、決算シーズン到来で米株は中国株との連動にブレーキを掛けられるか注目です。そう言う意味では、1番バッターのアルコアの責任は重大であり、14日に予定する米銀JPモルガン、15日のウェルズ・ファーゴやシティグループにも注目。特にウェルズ・ファーゴは石油関連企業のエクスポージャー比率が大きいとされており、市場の関心が高まります。

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